園の中で、こども同士のトラブルから 相手のこどもに怪我をさせてしまった など
少し 言いにくい件を お伝えする際に、直接 保護者の携帯電話などに連絡をして
「ちょっと お話があるのですが・・・詳しい事は のちほど・・・・とりあえず きてください」
そうした含みのある、電話を切った後に モヤモヤしてしまうような 話し方を
保護者にしてしまったこと
そんなことはないですか??
園だけでなく、学校現場、特に小学校などが 多いのですが、
保護者へ そうしたお電話をして 夕方に保護者が呼び出される姿を
本当に よく お見かけしました。
保護者に来て頂いて、お話をすること自体は 何も問題はありません。
要は、その『呼びかけの仕方』に 少し 違和感を感じるのです。
保護者から 話を伺うと ほぼ すべての保護者が 同じ気持ちになったようです。
それは 「電話を切った後に 気になって 悶々としてしまう」 ようです。
気になって仕方がない のです。
『詳しい事はあとで』は 理解できたとしても
おおまかな内容や どんなことを話し合うのかは 前もって聞いておきたいはずです。
できるだけ、話し合う目的と意図だけは 先に伝えておきましょう。
もう1つ ここで 重要な点を お伝えしたいと思います。
それは、保護者を呼ぶのは 「問題があった点について 具体的な対応を話しあうこと」 です。
決して 「指導すること」では ないということです。
園では そう感じたことは あまりありませんが
学校現場では とても 強く感じたことがあります。
それは 「保護者を指導する」という 姿勢で 話をしている点です。
それは まるで 「生徒指導」のようにです。
もちろん、すべての学校、すべての先生ではありません。
ごくごく 一部の先生で 見かけた 少し気になった点です。
「保護者を指導する」
そうした意識が少しでも 自分の中にあると感じたのなら
それは すぐにでも 変えるように努めましょう。
「アドバイス」や「提案」は プラスに働くのですが、
「指導」という意識は マイナスになっても プラスに働く事はありません。
保護者とのコミュニケーショントラブルの 「根っこ」
それは この『意識』 だから です。 (げんき)
≪問題解決力がアップするポイント その30≫
当研究所では、「コミュニケーショントラブル」の相談が相談件数の半数を占めます。
その原因は、「無意識」の中に存在します。当事者は ほとんど気づいていません。
自分では気づかない「自分」を教えてあげると その原因にみなさん驚かれます。(げんき)