医療や福祉、学校現場でも行われている 「相談支援」と
「保育相談支援」
違いは なんでしょうか?
「相談支援」についての考え方や手法は
ほとんど同じものです。
でも 違いが 1つあります。
それは 『保育観』 です。
これは 他の「相談支援」とは 大きく異なる部分です。
「相談支援」 その下には
この『保育観』が 存在するのです。
『保育観』 とは
その園や 保育者としての 思いや願いや考え方 です。
その上に 「相談支援」が のっかっているのです。
それぞれの保育者が 相談をお受けするスタイルは 違うかもしれません。
でも 『保育観』は 同じでなければならないのです。
自分たちの役割は 何なのか? 何を目指しているのか?
そこは 同じ園である以上 共通の意識がなければ
園そのものが バラバラになってしまいます。
それだけ『保育観』というものは 重要なのです。
『保育観』が 同じであれば
「相談支援」の考え方や方向性は 1つの方向に向かっていきます。
それだけでなく
「保育者のメンタルヘルス」という視点からも 大きな効果が期待されるのです。
『保育観』
これが 「保育相談支援」の 核 なのです。 (げんき)
≪問題解決力がアップするポイント その34≫
「保育者のメンタルヘルス」の問題は、職場の人間関係 と 保護者との人間関係 です。
それを つきつめていくと この「保育観」に辿り着くのです。
「保育観」の共有について できるだけ多くの時間を使うようにしましょう。(げんき)