当研究所には こどもたちの発達面で気になることがあり
ご相談にいらっしゃる保護者の方が ほとんど です。
園でも こどもの発達面で 気になることがあり ご相談される保護者の方も
いらっしゃると思います。
こどもの発達が気になる・・・・・
そうした不安を持つ保護者の目線 と 相談を受ける側の目線
実は 見ている先が 大きく違う場合が あります。
それは
相談をお受けしている側は 「今」 を
保護者は 「遠い将来」 を 見ているのです。
こどもの発達が 気になると
親は 将来 大人になったときの 不安が よぎります。
そして そこから(未来)から 現在までの道筋を考えはじめるのです。
その目線を 相談を受ける側も しっかりと持っていなければならないのです。
~僕自身が ある保護者の方にお渡した 手紙の一部ですが 抜粋してみました。~
「診断名」よりも、将来を見据えた「設計図」を作り、その「将来」からブレイクダウンして、
今できることをやり、 そして、今「どの位置にいるのか」
「どの点がうまく出来て、どの点ができていないのか」
また、そのためには「どんなことがこの子に必要か」を考えることに力や時間を注ぐことが賢明である
と考えています。
それは、学校生活だけでなく、家庭でのプログラムも含めた両輪のサポートです。
将来に渡る「設計図」 そして、「今、何をやるのか」という具体的な計画を一緒に作りたいと思って
おります。そのためには、細かな情報だけでなく、お父さん、お母さん、先生との信頼関係が絶対に必要
であり、「連携」し、「共有」することが不可欠です。
「見えない不安」から「見える具体的な目標」に切り替えるお手伝いがしたいと思いますので、微力
ではありますが、必要な際には、是非お声をおかけください。
といった内容です。
大切なこと
それは 「今 やれることを 一緒に考えること」 なのです。 (げんき)
≪問題解決力がアップするポイント その40≫
人は誰でも 何か問題があるのではと思いはじめると 不安で眠れなくなるものです。
どうしていいか わからなくなるのです。 でも、「今できること」は必ずあります。
「今できること」を1つずつこなしていく中で不安は解消されるのです。(げんき)