その40) こどもの発達が気になっている保護者の目線は ずっと遠くにあるのです。

 

当研究所には こどもたちの発達面で気になることがあり  

 

ご相談にいらっしゃる保護者の方が ほとんど です。

 

 

園でも こどもの発達面で 気になることがあり ご相談される保護者の方も 

 

いらっしゃると思います。 

 

 

 

こどもの発達が気になる・・・・・ 

 

 

そうした不安を持つ保護者の目線 と  相談を受ける側の目線 

 

 

実は 見ている先が 大きく違う場合が あります。 

 

 

それは  

 

相談をお受けしている側は 「今」 を 

 

保護者は 「遠い将来」 を 見ているのです。 

 

 

 

こどもの発達が 気になると 

 

親は 将来 大人になったときの 不安が よぎります。 

 

そして そこから(未来)から 現在までの道筋を考えはじめるのです。 

 

その目線を 相談を受ける側も しっかりと持っていなければならないのです。 

 

 

 

 

 

~僕自身が ある保護者の方にお渡した 手紙の一部ですが 抜粋してみました。~

 

 

「診断名」よりも、将来を見据えた「設計図」を作り、その「将来」からブレイクダウンして、

今できることをやり、 そして、今「どの位置にいるのか」

「どの点がうまく出来て、どの点ができていないのか」 

また、そのためには「どんなことがこの子に必要か」を考えることに力や時間を注ぐことが賢明である

と考えています。

それは、学校生活だけでなく、家庭でのプログラムも含めた両輪サポートです。

 

将来に渡る「設計図」 そして、「今、何をやるのか」という具体的な計画を一緒に作りたいと思って

おります。そのためには、細かな情報だけでなく、お父さん、お母さん、先生との信頼関係が絶対に必要

であり、「連携」し、「共有」することが不可欠です。

 

「見えない不安」から「見える具体的な目標」に切り替えるお手伝いがしたいと思いますので、微力

ではありますが、必要な際は、是非お声をおかけください。

 

 

                                          といった内容です。

 

 

大切なこと  

 

それは 「今 やれることを 一緒に考えること」 なのです。 (げんき)

 

 

 


≪問題解決力がアップするポイント その40≫ 

人は誰でも 何か問題があるのではと思いはじめると 不安で眠れなくなるものです。

どうしていいか わからなくなるのです。  でも、「今できること」は必ずあります。 

「今できること」を1つずつこなしていく中で不安は解消されるのです。(げんき)