「話したことで安心する」
とても 良い事だと思います。
それだけで 「相談したこと」は プラスに働いています。
ご相談者も 相談を受けた先生も
これで OKであれば もちろん 何も問題ありません。
これで よろしいですね??
「うーーーーん・・・」
もし 何か まだ気になるし なんとなく まだ納得がいかない・・・
そうであれば やはり この相談では 不十分 なのです。
「話をしたこと」
実は それは 「行動を起こした」 のではないのです。
人は 話をすると そこに安心感が生まれ その問題解決方法を話すだけで
「すでに行動して解決した」ような錯覚を起こしてしまうのです。
本人に 「行動をしたんだ」と 思わせてしまうのです。
「話をしたこと」 と 「問題を解決するための行動」
同じように見えますが 実は 違うもの なのです。
最初の一歩のように見えますが 実は 「最初の一歩ではない」のです。
もし 「問題を解決するための行動」(最初の一歩)を 起こさなければ
また 同じように 先生のもとに「話をしにいく」 でしょう。
もちろん「話をしたこと」で
相談者も先生も それで OKであれば 全然問題ありません。
今、お受けしている相談は どうですか??
最初の一歩を 踏み出していますか? (げんき)
≪問題解決力がアップするポイント その46≫
人は 誰でもそうです。「話した」だけで なんとなく「行動した」気になるものなのです。
それは 不思議なことではありません。
そこをしっかりと見極めて導いてあげることが 支援する側の「仕事」なのです。(げんき)