その83) 「わからないこと」は 別に問題ではないのです。

 

 

「どうしていいか わからない」 

 

「まったく、、 何をどうしたらいいの・・・・??」 

 

 

相談を受けたり、支援を行う中で 

 

 

 

「わからないこと」  

 

 

そういう経験は 誰でもきっと あるはずです。 

 

 

それは あって当然です。 

 

なんでも知っている必要はないのです。 

 

 

 

それは不思議なことではなく 

むしろ その方が 自然です。 

 

 

 

 

「どうしていいか わからない」 

 

 

それは 何も問題では ありません。 

 

 

 

 

では  どうしたら 問題になるのか? 

 

 

 

 

「ほうっておく」 と 問題になるのです。 

 

 

 

「とりあえず そのまま 様子をみよう」 

 

 

これが問題を生み出す そもそもの 原因 なのです。 

 

 

 

『わからなくてもいい   でも  ほうっておいては いけない。』 

 

 

これが 相談支援の大原則のひとつ です。  

 

 

 

 

とりあえず「保留する」こと 

そうしたことも きっとあるでしょう。 

 

 

 

でも もし「保留」するのであれば 

 

「次の行動をとってから 保留する」 ことです。 

 

 

・誰かに相談して 答えを待つ。 

・少し時間が欲しいので 相手に伝えて 答えを探す。 

・わからない分野なので まず書籍やネットなので調べてから 答えがでるまで待ってもらう。 

 

 

何かをしてから 保留することが 大切なのです。

 

 

 

自分のところで 止まったまま

 

なにもせずに そのままにしておいても

 

問題が 勝手に解決に向かってくれることは 

 

まず ありません。

 

 

 

道路のマンホールから 水が溢れています。

 

公園にお婆さんが倒れています。

 

止まっている車から煙が出ています。

 

 

 

あなたには どうすることも できません。

 

でも ほうっておかない はずです。

 

誰かに知らせたり、人を呼びにいったり

 

きっと できることを 探すはずです。

 

 

 

「できることを探すこと」

 

 

これが 大切なのです。  (げんき)

 

 

 


 ≪問題解決力がアップするポイント その83≫

「わからないこと」は 恥ずかしい事ではありません。

ラッキーなことなのです。また新しいことが自分の中に貯まっていく。

それは「100円玉貯金」のようなものです。開ける時が 楽しみです。(げんき)