その86) 「自分にもなにかできることはないだろうか」 と誰もが思っているのです。

 

 

「たいしたことはできないけど 自分にも 何かできることはないだろうか?」 

 

「わたしにも なにか少しくらいお手伝いできることはないだろうか?」 

 

 

 

 

 

「自分にも 何か できないだろうか?」 

 

 

 

人は 誰でも そうした思いを持っています。 

 

それは 必ず です。 

 

 

 

 

 

「いや あんなやつがそんなこと 思ってるはずがない(笑)」 

 

「あの人がそんなこと 思うはずないでしょ!!」 

 

 

 

「そんな人」だと あなたが思っている人でも 

 

必ず こころの中に 

 

「自分にもなにか できないだろうか?」 

 

その思いは持っているのです。 

 

 

 

誰かの役に立ちたい 

 

 

そして 

 

ありがとうって 感謝されたい。 

 

 

その思いは 誰でも 同じものです。 

 

 

 

この事実を 人との関係の中で 忘れてしまうことが あります。 

 

 

「なんで あの人は自ら手伝おうって言わないのかしら」 

 

「ちょっとくらいは なんか やれよ」 

 

「少しくらい できること あるでしょ」 

 

 

そう思ってしまうのです。

 

 

でも そこでは この事実を気づく事は ありません。

 

 

本当は 相手が 「何か手伝いたい」という 思いを持っていても

 

その思いを 引き出してあげることが できず

 

 

「もう、、 いい!!」って なってしまうのです。

 

 

保育の中での人間関係でも 

 

保護者に対する 相談支援の場でも 同じ です。

 

 

目の前の人は  必ず

 

「何か 役に立ちたい」 と思っています。

 

 

 

その思いを 引き出してあげることが

 

 

あなたの仕事なのです。  (げんき)

 

 


 ≪問題解決力がアップするポイント その86≫

『気づく』というのは、 「はじめてそれに出会う」ということでは ありません。

「最初から それを持っている」ということを知っているということです。

目の前の相手は 最初から すべてのことを知っているし、持っているのです。(げんき)