【LIVE!】 定期的に、活動に関する内容や仕事の一部をご紹介するコラムです。
今週は、「保育相談支援」をどのようにやっているのかという 「仕事」に関する内容の対面での質問を
受ける機会がありました。(インタビューほど、大げさなものではありませんが・・)
お話していく中で、「あー、多分 みなさんもきっと 思ってるかもなあ・・」
そう感じたので、 一部分ですが、内容をご紹介したいと思います。(げんき)
元気先生が 園の先生方に教えていらっしゃる内容とは、どのようなものなのですか??
主に 2つの内容です。
それは 「保護者への対応」 と 「保育者のメンタルヘルス」 について になります。(げんき)
それは 大学の先生方が 研修や講演で 教えられているような内容ですか?
少し、ニュアンスが違うかもしれません。
おそらく、大学の先生方が教えていらっしゃる内容は、「知識」だと思います。それも多分、教える方法としては、「講義」のような形や「ワーク」のような形じゃないですか。 もちろん、依頼があれば そうした形式の内容でも対応をしていますが、基本的には 異なるやり方をとっています。 「知識」を教えるのではなく、「仕組み」を教える、場合によっては、園に入って一緒に「仕組み」を作るというやり方です。
「知識」というのは、なるほどと勉強にはなりますが、具体的に研修が終わってから園に戻ってしまうと忘れてしまいがちで、数ヶ月もすれば、全く覚えていないことも多いのが現実です。
そうではなく、「仕組み」を教えてあげることで、すぐに園に戻って取りいれることで、目に見える改善がみられる、そうしたものを、みなさんにお伝えしています。
研修で大切なのは、受けた後に、「変わったかどうか」、そこが大事なのです。 (げんき)
なるほど・・・「仕組み」なんですね・・・ やっぱりやれなければ意味がないですよね・・・・
大事なことは、「再現性」だと思っています。
うまくいったやり方は「型」として作り上げて、それを同じようにやってもらうことで、「再現する」。
だからうまくいくんです。 よく「臨機応変な対応」と言って 毎回違うやり方をやる場合もあるようですが、
それは毎回、試行錯誤して、結局は場当たり的になってしまい、それが「ストレス」にもなります。(げんき)
なるほど、わかりました!
最後に、「保育相談支援」について 大切なポイントを教えて頂けますか?
「保育相談支援」に限った内容で、なくてもいいですか??
「人と人とが触れ合う場」 これはどんな場面にもいえることです。おそらく例外は一つもないと思います。
それは「感動」と「喜び」です。 その「場」に いかに「感動を生み出すか」を設計し、その場にいかに「喜びを生み出すか」を設計する。それが たったひとつの大切なことだと思っています。「感動があり、喜びがある場」に不安や悲しみ、恐怖は同居することができません。不安や悲しみや恐怖を取り除こうとして努力しても取り除くことができないこともあり、それは支援をする人にとっては、かなりのストレスになります。それよりも、自分にできることは、「感動を与えること」なんだ、「喜びを与えることなんだ」、そう思って対応した方が、かえって、不安を取り除いてあげることができると、沢山の失敗の中から気づいたんです。それが一番だって。それを皆さんにお伝えしていくのが、僕の役目だと。大げさかもしれませんが、それを「ミッション」だと思って、日々活動しています。(げんき)
こうした「やりとり」を行っていました。
何か、みなさんに伝わるといいなあと 思います。
また 定期的に(ほぼ付録のようなものですが) ご紹介したいと思います。 (げんき)