若手の保育士の先生だけでなく
相談支援を行っている ソーシャルワーカーの方からも
とても悲しそうな声で相談を受けることがあります。
「相手の方から、どうも嫌われてしまったようです・・・・もう あなたには相談しない、別の人に
相談するって 言われてしまいました・・・・」
一生懸命に 対応しようと思っていても
相手と相性があわなかったり、何かの行き違いで 誤解を招いて
嫌われてしまったり、、、、
そうした経験は 誰でも1度は 必ず体験しているはずです。
そんな時は 本当にショックです。
なんだか やる気もなくなってきて
この仕事は自分に向いているのだろうか、、、
そう考えてしまうかも 知れません。
でも
一つだけ 考えて欲しいことがあります。
それは 相談支援の「目的」です。
相談支援の「目的」
それは 「相談者の方に幸せになってもらうこと」 です。
抱えていた問題や悩みが 少しでも解決して
不安が減り、幸せな気持ちや笑顔を取り戻してもらうこと。
それが 「目的」です。
それ以上でも以下でも ありません。
ここで 一つ 間違えてはいけないのは
支援者である あなたが 「相手を幸せにしなくてもいい」ということです。
あなたを『きっかけ』にして
問題が解決に向かっていけばいいのです。
あなたの支援によって それが 達成される場合もあります。
でも そうではなく あなた以外の人の支援によって
それが 達成されてもいいのです。
相談者の方が あなたではなく、次の人のもとへ 行ったこと。
あなたとの出会いをきっかけに
その人に「合う人」と出会うことができたなら
それは 「幸せ」なことなのです。
その人にとっては 「プラス」に働いたのです。
支援をする 私たちが マイナスだったと考えてしまうことでも
もし それをきっかけに
その方が「次に進むこと」が出来たならば
それで いいのです。
「うまくいって 幸せに近づくこと」を信じること
それが 僕たちの仕事なのです。
大丈夫です!
安心して 進んでいきましょう。 (げんき)
≪問題解決力がアップするポイント その96≫
「うまくいかなかった」と思ったときの方が 実は 「うまくいくもの」なのです。
逆に、こちらが「うまくいった」と思っているときの方が、注意が必要です。
そんな時ほど、相手は「不満」に感じていることが多いのです。(げんき)