「保育相談支援」
これは 保育者が 保護者からの相談をお受けし アドバイスをしたり
必要な支援を行うことです。
「保育者のメンタルヘルス支援」
これは、保育者の抱える様々なストレスや不安を軽減し、メンタル不調を予防する
プロセスであり、またメンタル不調を抱えた保育者へは、直接的、間接的な支援を行い
回復へのサポートを行うこと です。
「保育相談支援」も「保育者のメンタルヘルス支援」も
保育の現場にとっては、とても重要なものです。
この2つのテーマ。
僕も 様々な研修やセミナーでお話をさせて頂くことが多い内容です。
実は この2つ。
別のテーマのように見えますが、実は 根元の部分は 同じなのです。
一つのテーマが 途中で枝分かれして
「保育相談支援」 そして「保育者のメンタルヘルス支援」になっているのです。
「学問的にそうなっているのですか??」
そうした質問を頂くこともありますが、
「学問的」にそうなっているのではありません。
どちらにも なくてはならない「視点」
共通の「視点」というのが あるのです。
それは
「相談することの大切さ」 なのです。
この「相談することの大切さ」を伝えていく中で
その対象が 保護者になったものが 「保育相談支援」であり
保育者自身になったものが 「保育者のメンタルヘルス支援」なのです。
この2つに共通していえること
それが 「相談することの大切さ」なのです。
「相談する」という行動が、脳にどのように働き、作用していくかを
僕自身は、研修の中で イラストと ちょっとした僕の小芝居を交えてお伝えしていますが
ここではご紹介できないので、ポイントだけをお伝えすると
誰かに話す、そして聴いてもらうということが
自分を縛り付けている 様々な「感情」を解き放つ 唯一の方法なのです。
自分ひとりで 自分を縛り付けている「感情」を解くことは
絶対に無理だとはいえませんが、かなり難しいのです。
だからこそ 「相談する」という行動が重要になってくるのです。
「保育相談支援」も「保育者のメンタルヘルス支援」も
伝えたいことは ただひとつ
「相談することの大切さ」 なのです。 (げんき)
今までは、研修やセミナー以外で、保育相談支援や保育者のメンタルヘルス支援について
お話させて頂く機会はなかったのですが、今年は色んな形でみなさんにお伝えする機会が
増えていきそうです。今、その準備を行っています。(げんき)