その142) こどもの「育ち」をみつめる視点が大切なのです。

 

 

保育者にとって もっとも 大切なもの

 

 

それは

 

 

こどもの「育ち」をみつめる視点   です。

 

 

 

 

 

「育ち」と言っても  それは  「発達」ではありません。

 

 

「発達」には、個人差があります。

 

 

 

でも、「育ち」は どの子も 同じです。

 

 

 

こどもは すくすく 日々 育っているのです。

 

 

 

保育者は、 その日々の「小さな育ち」を見つけて

 

 

思わず にっこりしたり  嬉しくなったり

 

 

そこに 喜びを感じれるのです。

 

 

 

ゆるやかであっても

 

 

その「育ち」に喜びを感じれる こころが 大切なのです。

 

 

 

 

これは 保護者支援の場にとっても 必要です。

 

 

 

保育相談支援であれ、保育ソーシャルワークであれ

 

「問題解決」の中にも

 

必ず こどもの「育ち」が隠れているのです。

 

 

 

ケース会議や何らかの問題を話し合う際に

 

どうしても 「問題」や「解決の手法」にばかり 目を向けて

 

こどもの「育ち」を見つめる視点が 埋もれているケースも 沢山見られます。

 

 

 

保育者は いつも こどもの「育ち」を意識していなければならないのです。

 

 

 

 

僕は、保育相談支援の本や保育ソーシャルワークの本を読む際に

 

目次を見て そして パラパラと中を眺めていきます。

 

 

 

そして その本の中に、 こどもの「育ち」を見つめる視点があるかどうか

必ず確認しています。

 

 

 

「育ち」を見つめる視点がなければ

 

それは 相談支援やソーシャルワークで あったとしても

 

「保育相談支援」や「保育ソーシャルワーク」ではないからです。

 

 

 

 

「育ち」を見つめる視点

 

 

これが 保育ソーシャルワークの核 だから です。 (げんき)

 

 


僕自身、ソーシャルワーカーとして活動していても

常に、自分自身が「保育者」の視点を忘れていないかチェックしています。

「保育者としての視点」がなければ、少なくとも保育ソーシャルワークではないと

いつも思っているからです。(げんき)