その165) アドバイスとは 「ダイエット法」と同じなのです。

 

「元気先生、保護者の方へ 何かアドバイスする時って、

 

       注意するポイントは  ありますか?」

 

 

若い新任の保育士の先生から ご質問を頂きました。

 

 

 

 

 

「アドバイス」

 

 

実は「アドバイス」には  2つの種類があります。

 

 

例えば 植木鉢の土が カラカラになっていた とします。

 

 

そんな時  

 

「水をかけてあげたらいいですよ」

 

「その土 もう 捨てて 新しいのに 替えたほうが いいですよ」

 

 

そう アドバイスしました。

 

 

こうした アドバイスは  「1回もの」。  単発のアドバイスです。

 

 

それだけで 完了する アドバイスです。

 

 

これが 一つ目の 「アドバイス」です。

 

 

 

 

そして もう一つのアドバイス方法が あります。

 

 

最近、少し 体重が増えてしまって、お腹がぽっこりと・・・

 

そんな方へ 

 

 

「プール行ったらいいですよ」

 

「腹筋したら いいですよ」

 

 

そう アドバイスしたとします。

 

 

でも、、、

 

 

それは 相手も 分かっているのです。

 

 

プールに行った方がいいことも

 

腹筋したことが いいことも  

 

 

分かっているのです。

 

 

 

実は、これは 「アドバイス」には なっていないのです。

 

 

 

相手が知りたいのは

 

 

「どうやったら プールを継続することができるのか?」

 

「どうやったら 毎日 腹筋を継続できるか?」

 

 

その継続方法が 知りたいのです。

 

 

 

アドバイスには、 1回で完了するアドバイスと 継続させるためのアドバイス

 

この2種類があるのです。

 

 

 

人が 誰か 他の人に アドバイスを求めるとき

 

ほとんどの場合が 「どうやって継続したらいいか」という

 

継続させるためのアドバイスを 求めているのです。

 

 

 

伝えることは 簡単ですが

 

継続する方法を教えることは とても 難しいものです。

 

 

 

 

自分のアドバイスで 継続することができるかどうか

 

そこを考えてみることが 実は 大切なのです。(げんき)

 

 


 

今日から10月ですね。

今月は、来年の研修内容や計画を立てるために なるべく じっくりと時間を作ろうと思っています。

今月は「充電の月」にしたいですね。(げんき)