「保護者支援」
この言葉から 抱くイメージは、
何か「特別な」問題や相談ごとが 発生した際に
相談にのり、必要なサポートを行なうこと。
そういう風に捉えがちです。
そのため、 それに必要な 「傾聴」や「カウンセリングマインド」などを学ぶこと
それが「保護者支援」である
と思われがちです。
「保護者支援」
それは
小さくても 継続的に行なうこと です。
何か「特別なこと」があった時の イレギュラーの対応ではなく
日々、コツコツと積み上げていくことこそ
「保護者支援」なのです。
保育者は、日々 毎日めまぐるしい1日を過ごしています。
「余裕を持たなければならない」とは 誰もが思っていますが
それでも やはり いっぱい いっぱいになってしまうことの方が多いのです。
「出来ること」には 限界があります。
だからこそ 「特別な対応」を覚えていくのではなく
「小さくても 確実にできる支援」を 日々 コツコツと積み上げていくことが
実は もっとも大事なことなのです。
それは ごくごく 当たり前のことかもしれません。
笑顔で元気に挨拶したり、
話をしたり、聞いたりする際には 相手の目をみて話したり、
ちょっとした ねぎらいの一言をかけたり
「小さくても確実にできる支援」を 積み重ねることが
「保護者支援」であり、「保育相談支援」の土台なのです。
何か新しいものを学ばなくてはならない。
そう考える必要はありません。
小さなことを コツコツ 積み重ねる
「保護者支援」とは 実は 日々の「習慣」なのです。 (げんき)
「小さなことの積み重ね」と「傾聴やカウンセリングなどの技術」
実際の保護者支援で重要度の割合を考えた場合、それは 8:2くらいの割合で
日々の積み重ねの方が 相手に影響を与えます。(げんき)