保護者に どうしても「伝えたいこと」がある。
どうやって 伝えようか と考えること。
保育者であれば よくあることです。
うまい言い方を考えないと
誤解されてしまったり 相手を怒らせてしまうかもしれない・・・。
大切なことを伝えようとする時には
その表現方法も しっかりと考えるはずです。
人は 何かを伝えようとする時
どうしても 「伝えよう」という部分に意識が向きすぎてしまい
表情や声のトーン、タイミングなど
「伝えよう」という意識が 自分が思う以上に 出てしまうものです。
「伝えよう」という思いが強ければ強いほど
相手は身構えてしまうものです。
気持ちが引いてしまうのです。
「色々 一生懸命 伝え方を考えて話したつもりなんですが、どうも
うまく伝わらなかったんです・・・」
それは、 伝えようという思いが強すぎるから なのです。
「伝えたいこと」がある時
相手には、「聞いてもらう」意識を持ってもらわなければなりません。
「聞きたい」と思ってもらうことが 大切なのです。
相手に伝えたいことがあるならば
伝えようとするのではなく まずは「聴くこと」です。
伝えたければ伝えたいほど 聴くことが 大事なのです。
多くの人がそうですが、人は まず話したいのです。
自分自身が「話すこと」に満足して はじめて「聴く姿勢」ができるのです。
そのためには まずは 聴くこと なのです。
こちらが しっかり聴けば 聴くほど
相手も 聴いてくれ 伝わりやすくなります。
「傾聴」とは
単に 相手の話を しっかりと聴くこと ではないのです。
実は
あなたの話が伝わりやすくなるための「こころの準備」をしてもらう
準備の段階なのです。 (げんき)
「伝えたいこと」は、その内容よりも 伝えるタイミングに大きく左右されます。
タイミングさえよければ ほとんどの内容は 相手にしっかり伝わるものです。(げんき)