その185) 気持ちを引きずる「期間」も重要なのです。

 

僕の業務の柱は、 メンタルヘルス支援です。

 

親と子のメンタルヘルス研究所も、企業内でのメンタルヘルス支援を行なっている

 

ソシアルプランも ともに 「メンタルヘルス支援」が本業です。

 

 

 

メンタル不調の方だけでなく、悩みや心配事がある方の面談を

毎日 行なっています。

 

 

 

不安なことや、心配ごと、 

 

人から言われた一言で 落ち込んでしまうこと・・

 

 

 

誰でも きっとあります。

 

もちろん 僕もあります。

 

 

 

保育所での保護者支援だけでなく、 同僚である保育者の悩みを受けることも

 

きっと 保育現場では あるはずです。

 

 

 

 

悩んでもいいのです。

 

落ち込んで、へこんでも いいのです。

 

 

全然 問題ありません。

 

 

 

昨日あった出来事で 翌日 落ち込んでいても

 

全然 大丈夫です!

 

 

 

 

「元気先生、3日前、こんなことが あって まだ 気になって・・」

 

3日前のことで まだ 気になって落ち込んでいても

 

全然 大丈夫です!

 

 

 

 

「元気先生、ちょうど一週間前に こんなことが あって・・まだ 引きずっていて・・」

 

1週間くらい 気になっていても

 

気持ちが引きずっていても

 

全然 大丈夫です!

 

 

 

ただ

 

 

『2週間』

 

 

気になったまま 不安がおさまらなかったり

 

気になって仕方なかったり 頭から離れなかったり

 

そんな状況だったら 注意が必要です。

 

 

 

 

基準は 『2週間』です。

 

 

それを超えてしまって 悩みや不安が頭から 離れず

 

心配が続いてしまうと それは メンタル不調に つながっていくのです。

 

 

 

 

『2週間』を基準に 僕は サポート内容を変えています。

 

 

最初は、「相談」です。

 

それが その基準を超えた時点から 「支援」に切り替えています。

 

 

 

 

メンタルヘルスの「相談支援」は

 

「相談」と「支援」がある時期から 切り替わっていくのです。

 

 

 

心配ごとや気になることを

 

ひきずっても いいのです。

 

 

「大丈夫」って 安心感を与えてあげることは 大切です。

 

 

 

ただ、そこには 支援者なりの「基準点」を設けることが

 

実は 最も 大切な ことなのです。

 

 

 

 

 

「大丈夫」は いつまで 大丈夫なのか。

 

「大丈夫」は いつから 「大丈夫」でなくなるのか?

 

 

その『基準点』を持つことが

 

メンタル面で不調を抱えた保護者支援では 重要なのです。 (げんき)

 

 

 


年内の研修も まもなく終わります。

今年は 沢山の方との出会いがあった、とても素晴らしい1年でした。

来年の研修内容は また別の内容になるので、「今年の内容」は、少しずつこのサイトに

アップしておきたいと思います。(げんき)