その206) 幸せにつながる「支援」とは?

 

「相談者の幸せにつながる支援」

 

 

言葉にすると 簡単ですが、 とても難しいテーマです。

 

 

よく、この質問を 研修などで

 

ソーシャルワーカーの方や保育士の先生方に してみると

 

 

 

「やっぱり 愛にあふれる環境を作ることだと思います。」

 

「誰かとつながっているという思いを持ってもらうことでは ないでしょうか」

 

「誰かに守られているという感覚ですか・・」

 

「生きていて良かったと思える そんな気持ちを持ってもらうことです。」

 

 

 

様々な答えが出てきます。

 

 

本当に そうだと思います。

 

 

全て 正しいもの だと思います。

 

 

 

「幸せ」

 

それは 人によって 感じる対象は変わります。

 

 

その感じる対象というのは

 

 

その人独自のものだから です。

 

 

「愛にあふれる環境」という人がいれば

 

「一人で自由にいれる環境」という人もいます。

 

 

 

「誰かに守られている幸せ」もあれば

 

「誰かを守る幸せ」もあります。

 

 

 

「幸せ」の対象は 本当に 様々です。

 

 

 

そうした 「幸せ」につながる 「支援」となると

 

その「支援」の可能性は 無限大です。

 

 

ありすぎて どうしたらいいか

 

分からなくなってしまいます。

 

 

 

「幸せ」を追求すると その範囲が広すぎてわからなくなります。

 

 

そんな時は

 

 

「幸せ」のおおもと をたどることです。

 

 

 

「幸せ」の素になるものは 何か

 

 

 

それは 「充実感」です。

 

 

仕事の充実感

 

こどもと遊んでいるときの充実感

 

妻や夫と過ごしている時間の充実感

 

友達と二人でカフェで話をしている時の充実感

 

 

その「充実した時間」が集まると

 

「幸せな時間」になるのです。

 

 

 

「幸せ」になってもらうためには 「充実」してもらう。

 

「幸せな時間」と感じてもらうためには 「充実した時間」を感じてもらうことです。

 

 

 

 

「幸せにつながる支援」とは

 

今、相談を受けている この面談している時間を

 

「充実した時間」にすること なのです。

 

 

 

それが 幸せにつながる支援の

 

 

「最初の一歩」なのです。 (げんき)

 


 

今 お話している時間を充実させること。「充実した時間」だったと感じてもらうには

どうしたらいいか? それを考えることが大切です。(げんき)