その208) 「相談支援」でお手伝いすること。 実は 「一つ」なのです。

 

『相談支援でお手伝いすることって 何ですか?』

 

 

先日、ソーシャルワークを学んでいる学生さん向けにお話させて頂きました。

 

 

 

「相談支援で お手伝いすることは 一つしかありません。」

 

 

 

それは 「相談にのって 支援すること」 です。

 

 

 

『確かに・・・そうですが・・・』

 

 

 

 

言葉の通り です。

 

「相談にのって 支援すること」 です。

 

 

 

では、

 

「相談にのって 支援すること」とは どういうことですか?

 

 

 

えー!!

 

 

『相談にのって 支援するんですよね、、、

 

ということは 話を聞いてあげて 何か お手伝いすることですか、、??』

 

 

 

 

そうですね、その通りです。

 

 

「お手伝いすること」です。

 

 

それが 支援です。

 

 

 

では、「お手伝いする」って  どういうことですか?

 

 

『えーーっと お手伝いする内容は、、、色々ですよね、、、 』

 

 

 

 

「相談内容」は、色々です。

 

自分の事だったり、家族の事だったり、人間関係だったり

 

性格的なことだったり、、様々です。

 

 

 

でも「お手伝いすること」は 一つしか ありません。

 

 

相談内容が 何であれ

 

「お手伝いすること」は 一つなのです。

 

 

 

 

それは

 

「自分に出来そうなことから はじめる」

 

そのお手伝いをすること 

 

 

それが 「お手伝いの内容」です。

 

 

 

 

相談支援で 相手に伝えなければならないことは

 

「大きな事じゃなくても良いので、できることから 少しずつ取り組みましょう。」

 

というメッセージです。

 

 

そして その最初の1歩

 

「まず 今 自分にできそうなことを 考えて それを始める」

 

それを一緒に考えること

 

 

これが 「相談支援」です。

 

 

 

相談者に「まず 自分で できそうなことを 始めてもらうこと」

 

そのために 「支援」があるのです。

 

 

 

 

大人であれ こどもであれ 年齢に関係なく

 

 

「人は 自分で 変わらなければならない」 のです。

 

 

 

そのためには

 

 

「まず 自分で できそうなことから はじめる」こと

 

これが 一番 大事なことなのです。

 

 

 

そのお手伝いをすることが 「相談支援」なのです。

 

 

 

 

人生とは 「自分で考えて行動する」。

 

すべては 自分から 始まるのです。 (げんき)

 

 

 


 

「相手が一歩踏み出してくれる」 これが相談支援の目的です。

相談者が「行動しない」「行動できない」その理由をみつけて解決していくことが仕事なのです。(げんき)