その229) 園長先生や管理職の先生が行なう「保護者支援」とは?

 

「元気先生、園長や管理者は、職員の保護者支援の能力アップのために

 

何をしたらよいでしょうか? アドバイスをお願いいたします。」

 

 

園長先生から メールを頂きました。

 

 

 

園長先生や管理職の先生方が  職員の「保護者支援」の能力を高めるために

 

「やらなければならないこと」が 2つ あります。

 

 

それは

 

 

①質問をする。

 

 

②仕組みを作る。

 

 

 

この2つ です。

 

 

 

この2つだけを やれば  職員の能力は 格段にアップします。

 

 

 

 

①質問をする。   これが 何よりも重要になります。

 

 

最初に 職員の先生方に質問をし 考えてもらいます。

 

 

 

「先生が考える、 いい保護者支援って どんな支援?」

 

 

この質問をすることです。

 

 

 

どんな支援が いい支援か 聞いてみるのです。

 

 

すると たくさんの答えが返ってくるはずです。

 

 

・職員全員が笑顔で、相談しやすい、話しやすい雰囲気。

 

・丁寧に話を伺い 保護者に一つ一つを確認しながら行なう。

 

・それぞれの方の悩みは個別なので ひとくくりにせず 個別的に行なう。

 

・1人で抱え込まずに 他の先生とも情報共有して、園全体で取り組む。

 

・保護者一人ひとりを1人の人として丁寧に対応する。

 

                       など どんどん 出てきます。

 

 

 

 

 

 

保護者支援とは   それを やったらいいのです。

 

今出てきたものを 「やること」。

 

それが「保護者支援」なのです。

 

 

 

 

今、それが やれているか どうかは 関係ありません。

 

先生方がイメージする「良い保護者支援」をやれるようにすること。

 

それが 園長先生や管理職の先生の「仕事」なのです。

 

 

 

 

 

そのために

 

 

②仕組みを作る  のです。

 

 

・職員全員が笑顔で、相談しやすい話しやすい雰囲気。

 

  そのために → 朝とお昼と夕方の3回。笑顔で職員同士が声をかける時間を作る。

 

・丁寧に話を伺い 保護者に一つ一つを確認しながら行なう。

 

  そのために → 保護者からの相談には必ずメモを取りながら伺う。

 

・1人で抱え込まずに 他の先生とも情報共有して、園全体で取り組む。

 

  そのために → 保護者からの相談を受けた後は、必ず5分間の報告を受ける。

 

 

そうした 理想的な支援に近づくための具体的な「行動」を 

 

誰もが出来るように 園の中に「取り入れること」が 仕組み化 なのです。

 

 

 

 

園長先生、管理職の先生が 行なう 保護者支援とは

 

直接的な支援というよりも

 

保護者支援の「仕組み」を作ること なのです。  (げんき)

 


 

一つ質問です!

あなたが考える 「いい保護者支援」って何ですか? どんな支援が理想的ですか?(げんき)