その278) 「みる」「きく」「はなす」を統一することが大切なのです。

 

 

保護者支援

 

保護者への言葉がけ

 

 

 

先生によって、やり方も違えば、言葉のかけ方も 違います。

 

 

 

それぞれの先生が それぞれの個性やキャラクターを活かして

 

自分なりの対応をすること。

 

 

 

とても 素敵なことです。

 

 

みんなが みんな、 同じ対応をしなくてもいいのです。

 

 

 

時に、保護者への 言葉がけが

 

先生によって 違ってみてもいいのです。

 

 

「○○先生は、そういっているけど、別に 私はいいと思いますよ」

 

 

もちろん、他の先生を否定したり、批判したりしない

 

 

という条件がつきますが、意見の違いは 多いに結構なのです。

 

 

 

 

そうやって 様々な先生の対応があるからこそ

 

 

保護者にとっても 安心なのです。

 

 

 

 

 

 

ただ、、、

 

 

 

 

ただ、、 そこで 注意をしなければならないことが

 

 

一つだけ あります。

 

 

 

 

 

それは

 

保育者全員が、「見る」「聴く」「話す」を、統一しなければならない場面がある。

 

 

ということです。

 

 

 

バラバラの対応をしてはいけない場面が あるのです。

 

 

 

 

 

それは メンタル面で不調を抱えた保護者を支援するとき、

 

 

園で何か不手際があり、保護者へ謝罪しなければならないとき、

 

 

 

この2つの場面です。

 

 

 

 

 

メンタル面で不調を抱えると、自分の判断に迷いがあり、どうしていいか分からない

 

不安を抱えてしまいます。

 

 

そうした時に、先生方に相談すると、みんな言っていることが違う・・・

 

そうなってしまうと、 ますます 不安が高まってしまいます。

 

 

 

何かの不手際があって、保護者へ謝罪する際も そうです。

 

みんなが同じように謝罪しなければならない時に、「でも、それは、、、」と

 

反論してしまうと、先生全体の意思統一はされていないのか!と さらに

 

保護者を感情的にしてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

「見る」を統一するとは

 

「何を見なければならないのか」  を決めること。

 

 

 

「聴く」を統一するとは

 

「何を聴かなければならないのか」 を決めること。

 

 

 

「話す」を統一するとは

 

「何を話さなければならないのか」 を決めること   です。

 

 

 

 

保護者の立場からみて

 

保育者の言動が 「個性的」であっても良い場面と

 

「個性的」であってはならない場面があることを

 

知っておくことが 大切なのです。  (げんき)

 

 


早いもので今日から7月ですね。7月と8月は、僕にとっての「充電期」となります。

前半で使い切ったエネルギーを補充する大切な時期となり、それが9月からの研修の

エネルギーになります。この期間は、夏休みもあるので、こどもたちから沢山のエネルギー

をもらいたいと思っています。(げんき)