先日、ある保護者の方からの ご相談を受けて、医療ソーシャルワーカーの方と
お会いしました。
現在、入院されてらっしゃるお父様の転院について、相談をお受けし、別の医療機関を
探すお手伝いをしました。
その際に、地域医療連携室がある病院にお伺いして、医療ソーシャルワーカーの方に
様々な情報を頂きました。
「保育相談支援」、「「保護者支援」 といっても
実は、その内容は、子育てや ご自身のメンタルヘルスに限らず
今は、ご両親の医療の相談や介護の相談なども
やはり じわりじわりと 件数が増えてきています。
そうしたケースの場合は、やはり他機関との連携
特に ソーシャルワーカー間でのやり取りは 非常に大事なものです。
僕も 医療面や介護分野は 専門ではないので、
こうしたネットワークは 非常に 助かりました。
今回、こうしたケースの対応をさせて頂く中で
あらためて 気づいた 「大切な視点」が あります。
それは 「時間」についての考え方 です。
それは 単なる「時間」ではなく 「家族との時間」 です。
親の医療や介護に向き合うとき
誰もが 自分自身が こどもであることに気づかされ、 親孝行したい、
悔いのないように、後悔しないように
精一杯 親のために 動きたい。
そう願っているものです。
その時間というのは、とても貴重な「時間」なのです。
1分でも1秒でも早く 安心できる場所を探してあげたい。
1分でも1秒でも多く 親孝行したい。
そう 想っているのです。
だからこそ その想いをしっかりと 受け止めながら
「時間」を考えなければならない のです。
忙しいから、
少し慌しいから
バタバタしているから、
だから 連絡が遅くなったり、対応が遅くなったり、、
そうしたことが あってはならないのです。
幸いにも 僕が今回お会いした 医療ソーシャルワーカーの方は、
皆さん そうした「時間」の大切さをご理解されてらっしゃる方ばかりで
僕だけでなく、ご相談者の方も 安心されていました。
「家族の支援を行なう」とは 「家族の時間」を扱う ということです。
「時間を大切にする」とは その人を大切にすることなのです。 (げんき)
面談やご相談を受けた際には、相手の「時間感覚」は しっかりと感じなければなりません。
保護者とのトラブルやクレームのほとんどは、この「時間感覚」の違いから生まれているのです。(げんき)