その336) うどんを食べている こどもの姿が一番 愛おしい



こどもたちが見せてくれる 表情やしぐさは 本当に星の数ほど あります。



一つ一つが 本当に 愛おしい姿 です。




でも、、 

 

僕が こどもたちのしぐさの中で 一番 大好きな姿。




それは 「うどんを食べている姿」 です。




自分の顔のサイズと ほとんど変わらないような 器を手に持って


まるで、何かに対峙するように 目線の先は


しっかりと 「うどん」を見つめている。




そして、チュルリと まるで ドジョウや ウナギが しっぽを振るかのように


口の中に チュルリと うどんが 入っていく。




そして、にんまり とこちらを向いて 笑いながら



「おいしい・・・」 という 飛びっきりの笑顔を見せる姿。




僕は、この表情が 世界で一番 愛おしいと感じています。





ごくごく どこにでもある ありふれた 姿ですが、


僕が 一番 大好きな こどもの姿です。





美味しいときに  美味しく



嬉しいときに  うれしく



楽しいときに  楽しく



悲しいときに  悲しく





当たり前の日常の中に  当たり前のしぐさを見つける 「目」



これが  保育の「目」です。





色んな技術や経験も



この 「目」を 失ってしまったならば



何の意味も 持たないのです。






こどもたちが 見せる



当たり前の 「しあわせ」を 常に感じれるような



「保育」の仲間を増やせていけたら いいなあと



今年もまた 感じた 1年でした。






今年もたくさんの保育者の先生方、園長先生


研修を主催してくださる ご担当の皆さま


現場で活躍されるソーシャルワーカーの先生


大学で 学生の皆さんに熱心に ご指導される 先生方


出版の機会を与えてくださった 出版社の皆さま


また、今 こうして この文章を読んでくださる みなさん



たくさんの出会いと 新しいご縁に こころから感謝申し上げます。





来年もまた 元気に  皆さんとお会いできる日を 楽しみにしております。




今年も 本当にお世話になりました。


ありがとうございました。


来年も どうぞ よろしくお願いいたします。


良いお年をお迎えください。 




岸本  元気