その361)『笑いきれる』ようになると 「人」が集まってくるのです。



『相談の場』




その「ことば」だけを聞くと、誰もが「静かな場」を想像します。




まじめに聞かなければならない。



決して笑ってはいけない。




そう、思ってしまうのです。





相談を職業とする


カウンセラーやソーシャルワーカー、相談支援員のような専門職の方も



にこやかな表情には、気をつけていたとしても、


その場で、大きく笑える人は 少ないものです。







実は、一つ。


「不思議な現象」というのがあります。




それは、


相談の場で、思い切り笑える。


「笑いきれる」ようになると 相談に来る人の数が 圧倒的に増える



という事実です。





思い切って笑えること。


笑い飛ばせるようになると、相談者が圧倒的に増えるのです。





以前、あるご縁で とても有名な占い師の方とお話する機会を頂きました。




その方から教えて頂いたのが



「笑いで、吹っ切ってもらいたいのよ」 ということです。





笑いで、吹っ切る。



「縛られていたもの」から 解き放たれること。





これは 難しい顔でも まじめな表情でも、静かな笑顔でもなく、


「笑いきる」こと なのです。





「笑いきる」とは そのものが、「エネルギー」です。



もやもやと、身体にまとわり付いているような「煙」のようなものを


まるで、誕生ケーキの ろうそくを吹き消すように、吹き飛ばす。



これが、「笑いきる」ことです。





当然、もやもやが 吹き飛ばされると


もやもやを解消したい方は、おのずと集まってきます。


だから「笑いきる」と「人」が集まってくるのです。





どうしても 大笑いすると



相手が「馬鹿にされた」と感じるのではないだろうか??


不謹慎ではないだろうか??


こちらが軽く思われるのではないだろうか??




そうやって、心配される方の方が 圧倒的に多いのですが、


実は、 全く逆なのです。







「相談」とは 「吹っ切る」ために来るものです。




『吹っ切る』ための最高の道具。



それが 「笑い」なのです。(げんき)





  「癒す」ために「笑う」。「慰める」ために「笑う」。 「笑う」とは とても奥の深いものです。 (げんき)