「元気先生、保護者との信頼関係がやはり 一番大切だと思いますが、
どういう点に注意をしたらいいですか? 1つだけに絞ったら それは何ですか?」
とても難しいご質問を頂きました。
「保護者と信頼関係を築くための方法」
それも 1つに絞ったら・・・・・ 難しいですね。
1つに絞ることは できませんが、、、
『1位』は、何かと言われたら、、、 もちろんあります。
それは 「報告すること」 です。
「きちんと報告できること」
これが、信頼関係を築く 一番 大事なものです。
「報・連・相」という言葉がありますが、
その中でも、やっぱり「報」が一番に来るのです。
保護者や他の先生から
「先生、すいません、、これをやっておいてもらっていいですか」
そう、お願いされたら 誰でもその「頼まれ事」は きちんとやってくれるはずです。
でも、、「頼まれ事」をやってくれるから 「信頼される」わけではないのです。
頼まれた側が、 相手が聞いてくる前に
「やっておきましたよ。 すぐに終わりました。問題はなかったですよ。」
そうやって、報告できること。
これが 「信頼」の基礎なのです。
「やってくれた」からではなく、「報告してくれた」から 信頼されるのです。
もし、保育所の先生方 全員で
「報告すること」を 「一番」に掲げたとしたら どうなると思いますか?
間違いなく 「信頼関係」という 目に見えない 「絆」を感じて
心地よく 過ごすことができます。
これは、お約束できます。
保護者からの「頼まれ事」には、 きちんと「報告する」こと。
「保護者支援」や「保育ソーシャルワーク」をやる前に
最初に この「ルール」を守ることが 大切なのです。 (げんき)
当たり前のことを当たり前にやること。
すべてにおいて、こちらから先にやること。 これが 「信頼」の礎 なのです。(げんき)