その403) どうしても許せないことがあったときは



「元気先生、相談があります・・・。


どうしても許せない人がいます・・・。先生の研修で、許すことの大切さを学びましたが、


それでも どうしても許せません。。私は これでは 駄目ですよね・・・。」




ある先生から ご相談を頂きました。





どうしても許せない・・。


許そうと思っても、どうしも思い出してしまう・・。




そんなことは あります。


そういう人が 誰でも 一人くらいは いるのかも 知れません。





そんなときは



許さなくてもいいのです。



許せなくても 全然 OK です。



ムリに許そうとして、自分のこころが壊れてしまうくらいなら


許さなくてもいいのです。





僕も 過去に何度なく 許せない人はいました。(笑)



そのときに 許さなくてもいいと 自分に 言い聞かせていました。


許すと自分が壊れそうになったからです。





相手のことは 許さない。



でも、、



「自分自身」は 許すことにしました。





相手のことを 憎む 自分を許しました。



そして 「相手を許せない自分自身」を 許しました。





「自分自身を許す」



そう 決めたのです。






そう、決めたとたんに



その事が もう どうでもよくなりました。



相手に対して 何の感情も 持たなくなりました。





自分を許すことで



「相手への感情」を手放した瞬間 でした。





僕が 研修でお伝えしている 許すことの大切さ


その順番は、



①自分を 許し


②相手を 許す。



この順番です。




まず最初に 許してあげるのは、 自分自身なのです。



その後に 相手 なのです。




僕が伝えているのは、 道徳心ではなく、


メンタルヘルスの視点から見た 「許す」です。




自分のこころが いかに壊れないようにするか


そこが 「伝えたいこと」 だからです。





人は 


他の誰かを許せなかったり、憎んでいるように見えても


実は、


その対象は 他でもない「自分自身」である場合が 多いのです。





まずは 「今、怒っている自分自身」を許してあげましょう。




大丈夫!




必ず 相手も許すことができます。  安心してください。(げんき)




 許そうと思えば思うほど、許せなくなります。そこに意識が向いてしまうからです。

 許さなくてもいい、そう思っておけば、自然に そのことは 気にならなくなります。(げんき)