その404) 「自然な方法」こそ、「適切な方法」なのです。



本を読むとき、皆さんは まずどこから読みますか?



僕は、まず 最初は 「目次」です。


そして、あとは、「好きなところ」から読みます。



一番後ろから 読むこともありますし、その後に 真ん中の章から読むこともあります。






それでは、何かの作業の場合は どうですか?



一番 簡単なところから 手をつける人もいれば


もっとも時間のかかるところから 手をつける人もいます。




もちろん 「手順」にそって 順番にやる方が 早いこともあります。




どんな場合でも  「取りかかる順番」は 人それぞれ です。






どんなことでも


「最初から始めなければならない」


「順番どおりに やらなければならない」



そう 思ってしまうと




時に、ものすごい時間がかかることになったり、


まったく 自分に合っていなくて 何も身につかなかったり、


そうしたことが 起こってしまいます。






自分にあった 「自然な方法」。



実は、それが 自分にとって 「適切な方法」 なのです。





「自分にとって 一番良い方法」を見つけること。



これが、「学び方」です。





どんなことを学ぶ場合でも、 自分にあった「学び方」を見つけることができると


その「成長」のスピードは、圧倒的な「差」となって表れます。




「自分に合わないやり方」は、スピードだけでなく、


モチベーションも下げてしまうのです。




「教え方がうまい人」とは、 


その人に「あったやり方」を提案するのが、うまい人 なのです。





実は、相談支援も まったく同じです。




相手にとって 「あったやり方」


相手が 「自然にできるやり方」



それを提案できるようになると


解決の流れも スムーズになるのです。





問題が うまく進んでいかない。



それは 「やり方」に問題があるという 合図です。





「相手の性にあったやり方」



これを 上手に提案できる人こそ



「相性の良い人」なのです。 (げんき)






  マニュアルどおりにやる理由、それは 「質をそろえる」ためです。「均一にする」ためです。

 逆に 「個性を出す」「個性を磨く」ためには、 手順どおりにやる必要はないのです。(げんき)