「元気先生、ちょっと聞いてもらえますか?
○○さんの生活を、もう少しちゃんとしてもらいたいので、生活スタイルを変えてもらおうと
思います。そこで、こういう形に生活習慣を改善してもらおうと・・・・・」
メンタル面で少し不調を抱えた方の支援内容で、相談がありました。
「生活スタイルを変える」
その点は とても理解できるケースでした。
でも、、、まず難しいと伝えました。
「生活スタイルを変えたい」のなら、
「生活スタイルを変えない」ことです。
これが 支援の基本になります。
では、どのような支援をしたらよいのでしょうか?
それは
今の生活スタイルを変えずにできる「仕組み」を作ることです。
「生活スタイル」そのものに 目を向けないこと です。
あくまでも 「仕組み」を作るということが メインの課題なのです。
「仕組み」というのは、
無理なく、楽に、無意識に、自然に 長く続けられるもの です。
そこには 「努力」や「汗」といった 必死さは ないのです。
楽々できる。 これが 「仕組み」です。
大切なのは、「長く続けられるかどうか」なのです。
「生活スタイルを変える」とは、大きな努力が必要です。
それでは 続かないのです。
保育所での相談の中でも、
保護者やこどもたちの「生活スタイル」そのものを変えようと
努力されるケースも見られますが、やはり なかなかうまくいきません。
もっと、 小さな 小さな 「仕組み」にこだわった方が いいのです。
相談支援の中では、
支援者が 「今回は かなり大変でした。。ふうー。。。」と感じるケースは
また、問題が 再発するケースが多く見られます。
逆に、相談者も支援者も 「こんなことでいいんだろうか、、簡単すぎて。。」
そんな時の方が 実は 長く 安定することが 多いのです。
「小さくても 続けられるもの」
これが 「生活スタイル」を変える 基本 なのです。 (げんき)
トレーニングやダイエット、勉強に、習い事、、なんでも そうですが、、
小さくても 続けられるものでなければ 途中で挫折してしまいます・・小さく小さくです。(げんき)