もうすぐ夏休みになります。 こどもたちにとっては嬉しい季節です。
僕も 嬉しい季節になります。
夏休みは、こどもたちや、保護者の方との面談やセラピーの季節だからです。
保護者からのご相談で、多いのが
「○○をしないんです、、○○をしようとしてくれないんです、、 どうしたらいいでしょうか。」
という内容です。
生活習慣や勉強、コミュニケーション
内容は、様々ですが、 「嫌がってやらない」「嫌なものはしない」
それについての ご相談です。
保育者研修でも みなさんにお伝えしているのですが、
こどもであれ、大人であれ、 嫌なものは 好きにはなれません。
「嫌なものは、嫌。」 「不快なものは、不快」
-が+に変化するということは、ないのです。
でも、、、
実は、ある何かが加わると 「不快」が「快」に変わることは可能です。
みなさん、こんな経験はないですか?
○良い人だと思っていたのに、ある場面を見て 嫌な人だと感じたこと。
○逆に悪い人だと思っていたのに、ある場面を見て 本当は良い人だと感じたこと。
○好きなタレントのプライベートを知って、キライになったこと。
○キライだと思っていた食べ物を、口にして、あれっと思って食べれるようになったこと。
○嫌な勉強が、ある先生のお話のおかげで、急に好きになったこと。
まだまだ、あげると切りがありません・・。
きっと 誰でも こんな経験は あるかと思います。
それは、「仕組み」とすれば こんな形になります。
「不快」を「快」に変えること。
-を+に変えること。
キライを好きに変えること。
そのためには、ある「情報」が 脳に入る必要があるのです。
それが 「意外性」です。
「不快」と「快」の間に、今までの自分の思い込みを壊してしまうようなもの
嬉しい驚きや、思わず声を出してしまうほどの感動
そうした 「意外性」が入ってくると
脳は、「不快」を「快」に変えることが できるのです。
今年の夏も こどもたちとの遊びの中で、
僕が気づいた 「キライ」を「好き」に変える 「意外性」のヒントを
保護者の方へ プレゼントできたらいいなあと 思っています。(げんき)