先週末は、東京での研修だったのですが、帰りの羽田空港で学生の方とお会いしました。
学校から推薦状を頂き、また、学生さんご本人からも「お話を伺いたい」とのお手紙も頂いていたので、
大変申し訳なかったのですが、時間の関係で、羽田空港まで来ていただきました。
第二ターミナルの5Fの飛行機が見えるカフェでの待ち合わせだったので、その子は、場所が取れないといけないと思って、待ち合わせの1時間前からお店で待ってくれていたようでした。
ノートに書かれた沢山の質問内容、その受け答えや、相談支援の考え方など、とても優秀な学生さんでした。
「あー、この子は、きっとすごい保育ソーシャルワーカーになるだろうなあ。」
そう思い、僕も大変嬉しかったですし、貴重な時間をいただきました。
羽田まで、ありがとうございました。これからもがんばってくださいね。応援しています。(げんき)
Q1)「保護者支援」と「保育相談支援」の違いを教えてください。
「保護者支援」とは、 こどもの保護者を支援すること です。
それは、保育所や幼稚園だったり、小学校の保護者だったり、中学校の保護者だったり、
どこの場所でも 「保護者支援」は あります。
その中の、「保育所園児の保護者の支援」。
その支援の中でも「相談」を中心とした支援。 それが「保育相談支援」になります。
Q2)「保育ソーシャルワーカー」って どんな仕事をする人ですか?
まずは、「ソーシャルワーカー」を説明したいと思います。
僕は、「ソーシャルワーカー」を 「さ・し・す・せ・そ」で説明しています。
(※ これは 僕のオリジナルなので、正式なものではありません。)
ソーシャルワーカーとは、
サービス を使って
しあわせをサポートする
ストレングスの視点をもった
専門職のことを
ソーシャルワーカーという。
「サービス」というのは、様々な社会サービスのことをいいます。
「ストレングス」の視点というのは、相手の持っている力を引き出す。力を信じることです。
「ソーシャルワーカー」と呼ぶには、2つのポイントがあります。
この2つが 重要なポイントです。
しあわせをサポートする専門職は、他にも 様々ありますが、
「サービス」を使って、「ストレングス」の視点をもっている点が、ソーシャルワーカーの特徴です。
Q3)なぜ、「保育ソーシャルワーク」というのですか?
「保育」の知識を使うからや、「保育士」が行なうからという意味ではありません。
そうした点からも「保育」の知識がなくても、「保育ソーシャルワーク」は行なえます。
ただ、やはり保育所での支援になるので、「保育」の知識があるほうが はるかに問題解決は早くなります。
そのため、僕は、保育士の先生に「ソーシャルワーク」を学んでもらうという考え方を持っています。
以上が、僕の考え方です。
少しでも 何かのヒントになれば 嬉しく思います。 ご質問ありがとうございました!(げんき)
明日は、
Q4 保育相談支援は、なぜ必要なのですか?
に お答えしたいと思います。
今週末から、また慌しく旅がスタートしますので、今日は、久しぶりにゆっくりと休みます。(げんき)