その468)「うれしかったこと」は、正確に伝えることが大事なのです。



保育の場面で こどもたちとの やり取りの場面だったり、


保護者とのやり取りの場面だったり、


同僚とのやり取りの場面だったり、



相手の行動によって とても「うれしい」気持ちになったこと。

 


誰でも きっと あるはずです。





その時、みなさんは どのように 「うれしさ」を相手に伝えますか?




「ありがとう!!うれしい!」


「本当にありがとうございます。びっくりしました!!」


「ありがとうございます。感激です!」



そんな感じで 喜びや感謝を伝えるのでは ないでしょうか?




もちろん、そうした表現でも 十分に「うれしさ」は伝わると思います。




でも、どうせなら 相手にも もっと 喜んでもらいましょう!




 


相手も嬉しくなる 「うれしさ」を表現する方法




それは



「相手の行動の何が あなたを うれしくさせたのかを 正確に伝えること。」


「そして、その時に あなたが どんな風に感じたかを 正確に伝えること。」



この2つが ポイントです。



 


僕は、相手が、こどもたちだったら、


「うわー、ありがとう! その本が 落ちそうなことに 気づいてくれたことが


ぼくは うれしかったよ。すごいよね、よく 気づけたね。


その本をね、本棚にぎゅって 入れてくれたとき、 本がね、「ありがとう」って


言ってたよ。 本もきっと、喜んでるだろうね。」




もし、保護者だったら


「うわー、ありがとうございます。 連絡ノート 少し 破れそうだったことに


気づいてくれたことが うれしいです。また、セロテープじゃなくて、こんなに


かわいいマスキングテープで 貼ってくれて、感激しました。

 

これなら ○○ちゃんも喜んだでしょうね。


テープを見た瞬間に、愛情が伝わってきましたよ。本当にありがとうございます。」






そんな感じで、 なるべく 「正確に」 うれしさを表現するようにしています。




褒められたり、喜ばれたりすると それだけでも 嬉しいのですが、


やっぱり、細かく どの部分がうれしかったのかを 伝えてあげると



「やってよかった」。  きっと そう思ってくれるはずです。





「うれしさ」を上手に表現できると


みんなが 笑顔になるのです。(げんき)





 

 「うれしい」気持ちを、より具体的に、正確に伝えてあげると 相手は、きっと

 「あっ、わたしが思ったことが伝わったんだ」と喜んでくれるはずです。共感するのです。(げんき)