「待てた?」
「うん。待てた。」
こどもとのやり取り?
いえいえ、 実は、先生と保護者との「やり取り」です。
「先生、あのね、昨日は こっちも 相当がまんしたよ(笑)」
「そうなんですか(笑)。すごい、すごい。」
大人が、こどもと関わっていく中で
「待たなければならない」場面は、本当に たくさんあります。
ご飯の食べ方だったり、
準備だったり
片付けだったり
泣いて まったく動かなくなったり
その都度、 大人は 待たされます。
「待たなければならない」のです。
でも、、大人だからといって
常に 待てるかどうかは わかりません。
時には、 あまりのこどもの態度に イライラして 待てずに声を出してしまうことも
やっぱり あるのです。
そこを 大人同士が
「昨日 待てた?(笑)」 「うん、待てた(笑)、がんばったよ」
そう言って、互いを笑いながらも 褒めて応援している姿が
なんとも 微笑ましい姿でした。
「そうそう、わたしも。わたしも。」
「そうよね、わかるよ、それ」
『わたしも同じ。』
その一言が 時に 人をリラックスさせて、力を抜かせてくれて
そして、「まあいいか」 と笑顔で また 前を向かせてくれるのです。
僕も 時に 保護者と
「待てた?(笑)」
「うーーーん、昨日は駄目やった(笑)」
「待たんと 駄目やん!!(笑)」
「そうよね(笑)、わはは。 今日は がんばるね~(笑)」
そんな会話になる時が あります。
駄目なときもある。
できない日だって ある。
でも、また 明日 がんばったらいいんです。笑いながら。
失敗しても、時には、約束破っても
「駄目やん(笑)、もうー(笑)」って 笑いながら言える関係でありたいと
僕は いつも そう思いながら 保護者と接しています。 (げんき)
「分かってくれているんだ」という安心感が 子育てには絶対に必要なのです。
比較をしない。レッテルを貼らない。それが相手に伝わると、お互いに笑える関係になるのです。(げんき)