僕の「保護者支援」の期間は、だいたい 7~8年程度になります。
一番長い方だと、もう10年くらいになります。
もちろん、「支援」といっても 「つながり」のような負担のないものですが。
基本的には、「小学校卒業」までは、いつでもご相談をお受けしております。
保育所で出会うと、保護者やこどもたちとは、長ければ7~8年の「おつきあい」になります。
その「少し長い期間」で こどもたちの発達面のサポートや保護者のメンタル支援を行なうので、
保育所にいる数年間だけでなく、学童期の変化も 十分に見守ることができます。
そのため、「こどもの発達と支援」「保護者支援の連続性」について
僕自身は、膨大な「学び」があります。
ただ、僕は 「論文」を発表することはありません。
「よく研究所だから、研究の成果を発表したらどうですか?」と聞かれますが、
基本的には 「すべてのフィードバックは 保護者と保育者のために」 です。
そのため、唯一の発表の場こそ 「保育者研修」や「講演会」であり、
「論文」のかわりに、それぞれの保護者や保育者に、
『お手紙』という名の「成長記録とアドバイス」をお渡ししています。
これが、「自分自身の役割」なのです。
「保護者支援」の期間が 長くなればなるほど 最終的な結論 を確認できます。
すると「問題は必ず解決するんだ」という確信が強くなっていきます。
さらに、サポートをする自分自身にも「自信」がついてくるのです。
「石の上にも3年」といわれますが、
まさに、保護者もこどもたちも 3年ごとに 大きく成長しています。 (げんき)
これは、僕がやっているメンタルヘルス支援の「マーク」です。
「種から芽が出るまで、サポートします」というメッセージをこめています。
これまで関わってきた こどもたちも保護者も
今では 立派な花を咲かせています。(げんき)