「元気先生、どうやったら 保育ソーシャルワーカーになれますか?
どうやって なったのですか? 教えてください。」
学生の方だけでなく、現在ソーシャルワーカーとして活動されている方からも
この質問は、よく頂きます。
僕は、その時に いつも 答えていることがあります。
それは、「なりたいと思ったことはない」 です。
いつも、びっくりされますし、一瞬 止まってしまうみたいです(笑)。
でも、、誤解しないでください、、、「なりたいと思ったことはない」とは、
決して、この仕事が嫌だとか、 嫌々やっているわけでは ないのです。
ただ、、
「なりたい」と思っている間は、「なれない」という原則を理解しているからです。
「保育ソーシャルワーカーになりたい」
そう、思っている間は、なれないのです。
もっと、正確に言えば、そのチャンスが訪れる確率は、かなり低くなります。
僕は、なる前から「なった後」の事しか考えていませんでした。
「なった後」に何をするのか、そのことだけを考えていました。
自分の仕事の核は「メンタルヘルス支援」なので、
メンタル面で不調を抱えながら、働き、子育てをしている保護者の支援をすること。
そのためには、まず保育者である先生に「メンタル不調」について研修で伝える。
そして、研修後に、気になるケースがあれば、相談頂く中で、園の許可が取れるようなら、
保護者とこどもとの面談を行なう機会を頂く。そこでできる支援についてお話する。
このことを、まだ 「保育者研修」を1本もやっていない時から、
まだ、保護者の支援を1件もやっていない時から、イメージし、そのために必要な準備を
毎日やることに専念していました。
すると、いつのまにか「保育ソーシャルワーカー」と呼ばれている状態になっていました。
これが、ありのままの事実です。
「なりたい」ではなく、「なっている」のは当然なこととして、
「なった後」に必要なことを ただやっていただけ なのです。
それも 明日面談があるので、明日の準備をするかのようにです。
僕は、ご質問頂いた方には、
「もし、保育ソーシャルワーカーになった後は、どんなことをされていますか?」
そう、尋ねています。
もし、そこで その方が 明確なイメージを持っていたとしたら、
そう遠くない将来、きっと その通りになっていると思います。 (げんき)
今月は、土曜日の研修が多いので、久しぶりに土曜日にブログの更新をしました。
今から移動したいと思います。今日も雲ひとつない 真っ青な空です。(げんき)