「相談支援を仕事とする場合には、どんな考えを持っていないといけないですか?」
メールでご質問を頂きました。
たくさんのスキルや経験を積むことによって、
だんだん見えてくるものは 違ってくるのですが。
それでも 必ず こころの底に 持っていなければならないものが あります。
それは 「応援する気持ち」です。
一方的に相手を応援する人。
勝手に相手を応援する人。
それが「支援者」です。
ただ、、一生懸命に応援したとしても
気づいてくれないこともあります。
ありがとうって感謝されないこともあります。
わかってもらえないことだって あります。
それでも、いつも 相手を一生懸命に応援する気持ち
これが 『一番 大切なもの』 なのです。
保育者が行なう保護者支援も同じです。
なかなか理解してくれないことも あります。
誤解されることだってあります。
感謝されるどころか、クレームを言われることだって あります。
「なんでわかってくれないんだろう」
そうした思いで 悲しくなることもあります。
それでも 「一生懸命に応援する気持ち」が大切なのです。
人の「気づき」というのは、タイミングがあり、
その「タイミング」も人それぞれです。
でも、必ず 相手に「その想い」は伝わるのです。
いつかきっと 一生懸命に応援した気持ちは 相手に届くのです。
ずっとずっと先に 「ありがとう」が待っているかもしれません。
もしかすると、その時には保育園も卒園して
先生に直接 「ありがとう」が伝わることは ないかもしれません。
それでも いいのです。
ずっとずっと先にある 「ありがとう」
それは いつかきっと あなたに 幸せとして戻ってくるのです。 (げんき)
どんなに計画された、理論だてた「支援」であっても、「想い」がなければ伝わることはありません。
「想い」がなければ、理論の先にあるものが見えなくなるのです。(げんき)