僕は、相談業務を職業としています。
保育や教育の場だけでなく、企業内でも 相談活動を行っています。
そうした活動を行っていく中で、 ひとつ 気づいたことが あります。
それは、
「人は、1度も会ったことのない人に相談しない」 ということです。
「いやいや、、先生 それは違います。
だって、無料の相談会や子育て支援センターの子育て相談にも
ちゃんと 相談にきますよ、、相談担当者の顔を知らなくても、、、」
そんな声が聞こえてきそうです。
それは、相談担当者の顔がわからなくても、主催者のイメージがわかっているからです。
「顔」ではなく、「看板」がわかっているからです。
その存在を、 一度は どこかで 目にしているのです。
全く知らず、聞いたこともなければ 相談することは まずありません。
人は、「相手のイメージを知って、共有できると確信した人に相談する」のです。
僕は、相談活動を どの場所で行うにしても
必ず やっていることが あります。
それは、「メッセージの発信」です。
最も強い「メッセージの発信」は、講演や研修の場です。
そこでは、自分の姿や声をすべて使って 伝えることができます。
もし、直接 メッセージが伝えられないのであれば
「ニュースレター」で、発信しています。
そこには、僕の顔写真と名前を明確にした上で
「メッセージ」を発信しています。
もちろん、「ニュースレター」も 1回では 力はありません。
最低でも、5回くらいは 必要です。
5回くらいのメッセージで、ようやく 相手に会わなくても
なんとなく、「イメージ」は伝わるようになります。
この「ブログ」も 同じです。
1つの記事だけでは、僕のメッセージや考えていることが
うまく 伝わらなくても、 バックナンバーをしばらく読んで頂くことで
僕の「メッセージが伝わる」、そう確信しています。
その「メッセージ」が届くことによって、
はじめて、「相談してもらえる」のです。
「人は、1度も会ったことのない人に相談しない」のです。
相談支援を行うにあたって 一番大事なこと。
それは、「メッセージの発信」です。
いかに多くのメッセージを伝えるかが、カギを握るのです。
「はじめまして」という言葉を聞いても、 初めてじゃない気がする。
そこが 大切なのです。(げんき)
「誰に相談するのか」「どこに相談するのか」が、相談者にとっては一番大切なところです。
その人の役職や資格ではなく、その人が考えていることが伝わっているかどうかなのです。(げんき)