今年に入ってから、また今年度に入ってから 面談の回数がかなり増えてきました。
ほとんど毎日、午後からは面談が入っており 1月から7月までの間に90名の方と
の面談が確定しているので、予定を組むのに使っていた A4のリストも今では
A3サイズに 大きくなってしまいました。
あるとき、他のカウンセラーの方が 僕のその「予定リスト」を見て
「元気先生、この面談の横に書いてある S や M、Lって 何ですか??」
そう 質問されました。
「あっ これですか。 サイズです(笑)」
そう、お答えしました。
ずいぶん、昔は 通常の面談で使われるように、
面談時間 45分 とか、50分。 「1回の面談時間は、60分です。」
のように 1つのコマを決めていました。
例えば 面談時間が 1回50分でしたら
5時間という時間の中では、 5コマ ということになります。
5時間でしたら、5人 という計算です。
昔は、そうした形で面談を行なっていました。
でも、、今は もう そのやり方は採用していません。
その代わりに使っているのが、 S M L という サイズです。
Sは、10分から15分程度の短い面談です。
Mは、30分から45分程度の面談です。
Lは、90分から2時間くらいの少し長い面談になります。
もちろん、このサイズは 時に 10分くらい長くなったり、短くなったりすることもありますが、
面談時間を固定するのではなく、サイズを変更しているのです。
面談や相談というのは、
ちょっと確認しておきたい ほんの少しの内容の時もあれば
今日は、ゆっくりと聴いて欲しい、、そんな時だってあります。
いつも 決まった時間内で話が完了するわけではないのです。
だから お1人の継続的な面談についても、
「50分の面談」 次は 「50分の面談」 次も「50分の面談」 というわけではなく、
「15分の面談」 次は「90分の面談」 次は「30分の面談」 次は「45分の面談」
こんな感じで 時間設定が変わることがあってもいいのです。
これが、面談S、面談M,面談L という設定に なった理由です。
もちろん、予約の際に
「Sにしますか?それともMですか? Lがいいですか」と聞くことはありませんが。。
あくまでも この記号は 僕が確認するための記号です。
実際の保育現場での保護者との面談も 同じです。
「5分」や「10分」、ときには ゆっくりとお話を伺う「30分」というのもあります。
時間の設定というのは、その時の状況に応じて 必要な長さは違うのです。
「面談時間は、45分になります。」
「面談時間は、50分です。」
これは あくまでも 面談する側が設定した時間です。
もちろん、そのやり方が悪いわけではありませんが、
僕は、それよりも 1回のサイズを変えた方が、はるかに中身が濃くなることを
肌で感じたので、自分なりのやり方に変更しています。
「普通は こうやっているから。」
「だいたい 一般的には こんな感じだから。」
そこを 少しだけ疑ってみることで
世の中の新しいサービスというのは、生まれていくのです。(げんき)
話を伺う前に このくらいの時間で足りるだろうとは思わないことです。
このくらいの時間で足りるかどうかを知っているのは、他でもないご相談者なのです。