その585)「みたいな人」「みたいなタイプ」は、なるべく言わないようにしましょう。

 

 

よく 人に好意を示したり、ちょっと意見したりする際に

 

 

「●●さんみたいな人、好きだなあ」

 

「●●さんみたいなタイプ、好きですよ」

 

 

と相手に伝えたり、

 

 

逆に、その人がいないところで

 

「●●さんみたいな人、あんまり好きじゃない」

 

「●●さんみたいタイプ、私 ダメ」

 

 

と誰かに話すことはないですか?

 

 

 

相手に好意を示したり、意見したりするのなら

 

「みたいな人」「みたいなタイプ」は 避けた方がいいでしょう。

 

 

 

 

相手に、好意を伝えるのであれば

 

「●●さん、好きですよ」 と素直に伝えます。

 

 

 

 

「みたいな人」

 

「みたいなタイプ」は、 ●●さんその人ではないからです。

 

 

 

私が いいなあと好意をもったのは、●●さんであれば

 

「●●さん、好きですよ」 と素直に伝えます。

 

 

 

 

 

では、意見したり、あまり良くないことを伝える場合は どうするのか?

 

 

「●●さんみたいな人、あまり好きじゃない」 というよりも

 

 

「●●さんの伝え方は、あまり好きじゃない」

 

「●●さんの指導のやり方が あまり好きじゃない」

 

 

と 「好きじゃない部分」を伝えます。

 

 

 

「●●さんみたいなタイプは、苦手」 ならば

 

「●●さんの強く伝える点が、少し怖くて苦手」

 

 

のように 「その人」ではなく、「苦手な部分」について

 

具体的に伝えるようにします。

 

 

 

 

好意を伝えるのであれば、ストレートに

 

意見するのであれば、「具体的な部分」を。

 

 

これが 基本の伝え方です。

 

 

 

 

「あの先輩から、厳しいことを言われても あまりイラっとしないよね」

 

「あの先生の話なら なんだか 受け入れてしまう」

 

そんな先輩や同僚は 近くにいませんか?

 

 

 

 

その人の言葉が なぜ 相手に届くのか

 

 

それは 「相手そのものを大切にしていること」が伝わるからです。

 

 

一言でいえば 「愛情を感じる」のです。

 

 

 

 

 

「私は、あなたのことが好きです」

 

 

まず そこが コミュニケーションの土台なのです。(げんき)