よく 人に好意を示したり、ちょっと意見したりする際に
「●●さんみたいな人、好きだなあ」
「●●さんみたいなタイプ、好きですよ」
と相手に伝えたり、
逆に、その人がいないところで
「●●さんみたいな人、あんまり好きじゃない」
「●●さんみたいタイプ、私 ダメ」
と誰かに話すことはないですか?
相手に好意を示したり、意見したりするのなら
「みたいな人」「みたいなタイプ」は 避けた方がいいでしょう。
相手に、好意を伝えるのであれば
「●●さん、好きですよ」 と素直に伝えます。
「みたいな人」
「みたいなタイプ」は、 ●●さんその人ではないからです。
私が いいなあと好意をもったのは、●●さんであれば
「●●さん、好きですよ」 と素直に伝えます。
では、意見したり、あまり良くないことを伝える場合は どうするのか?
「●●さんみたいな人、あまり好きじゃない」 というよりも
「●●さんの伝え方は、あまり好きじゃない」
「●●さんの指導のやり方が あまり好きじゃない」
と 「好きじゃない部分」を伝えます。
「●●さんみたいなタイプは、苦手」 ならば
「●●さんの強く伝える点が、少し怖くて苦手」
のように 「その人」ではなく、「苦手な部分」について
具体的に伝えるようにします。
好意を伝えるのであれば、ストレートに
意見するのであれば、「具体的な部分」を。
これが 基本の伝え方です。
「あの先輩から、厳しいことを言われても あまりイラっとしないよね」
「あの先生の話なら なんだか 受け入れてしまう」
そんな先輩や同僚は 近くにいませんか?
その人の言葉が なぜ 相手に届くのか
それは 「相手そのものを大切にしていること」が伝わるからです。
一言でいえば 「愛情を感じる」のです。
「私は、あなたのことが好きです」
まず そこが コミュニケーションの土台なのです。(げんき)