その588)「経験」は、「そのまま」では使えないのです。

 

 

僕たちは、毎日 様々な経験をします。

 

 

「うまくいった経験」 「失敗した経験」

 

「楽しかった経験」 「悲しかった経験」

 

 

たくさんの「気づき」や「ヒント」が、毎日生まれます。

 

 

 

 

でも、、、「経験」は、「そのまま」では使えないのです。

 

 

「経験」は、「そのまま」だと、 単なる「出来事」や「思い出」なのです。

 

 

うまく使うためには、「自分なりに価値あるもの」に作り替える必要があるのです。

 

 

 

 

「次に活かすために」

 

「経験」を「価値」に変える。 もう1プロセスが 必要なのです。

 

 

 

 

 

僕が、研修でお話する内容は、すべて「自分が経験したこと」です。

 

 

「経験したことしか話さない」

 

これが、僕の研修内容の「軸」だからです。

 

 

 

 

実は、その内容のほとんどは「失敗したこと」がベースになっています。

 

 

 

でも、単に「失敗したこと」を話すだけでは

 

「失敗談」で終わってしまいます。

 

 

 

 

 

僕は、何か「失敗」した時

 

一度、その「失敗」を分解します。

 

 

 

そして、失敗した原因を考えて

 

「次」に「同じ場面」が来た時に

 

「新しいやり方」を試します。

 

 

 

そこで、前回よりも「うまくいった時」

 

はじめて、「経験」が「自分なりに価値あるもの」に変わる のです。

 

 

 

これを「研修」や「講演会」ではお話ししています。

 

 

 

 

 

「経験」が「価値を生み出し」

 

それが、誰でも同じように使えること。

 

これを「再現性」といいます。

 

 

 

 

 

 

「失敗した経験」が多いなら、

 

「辛く、悲しかった経験」が多いなら

 

それは、とんでもなく「大きな幸せ」につながる可能性があるのです。

 

 

 

 

 

「幸せ」な場所に行くためには、

 

「失敗」という「入場券」が絶対に必要なのです。(げんき)