僕たちは、毎日 様々な経験をします。
「うまくいった経験」 「失敗した経験」
「楽しかった経験」 「悲しかった経験」
たくさんの「気づき」や「ヒント」が、毎日生まれます。
でも、、、「経験」は、「そのまま」では使えないのです。
「経験」は、「そのまま」だと、 単なる「出来事」や「思い出」なのです。
うまく使うためには、「自分なりに価値あるもの」に作り替える必要があるのです。
「次に活かすために」
「経験」を「価値」に変える。 もう1プロセスが 必要なのです。
僕が、研修でお話する内容は、すべて「自分が経験したこと」です。
「経験したことしか話さない」
これが、僕の研修内容の「軸」だからです。
実は、その内容のほとんどは「失敗したこと」がベースになっています。
でも、単に「失敗したこと」を話すだけでは
「失敗談」で終わってしまいます。
僕は、何か「失敗」した時
一度、その「失敗」を分解します。
そして、失敗した原因を考えて
「次」に「同じ場面」が来た時に
「新しいやり方」を試します。
そこで、前回よりも「うまくいった時」
はじめて、「経験」が「自分なりに価値あるもの」に変わる のです。
これを「研修」や「講演会」ではお話ししています。
「経験」が「価値を生み出し」
それが、誰でも同じように使えること。
これを「再現性」といいます。
「失敗した経験」が多いなら、
「辛く、悲しかった経験」が多いなら
それは、とんでもなく「大きな幸せ」につながる可能性があるのです。
「幸せ」な場所に行くためには、
「失敗」という「入場券」が絶対に必要なのです。(げんき)