その593)「目標」は、2つ作っていますか?

 

 

僕は、よく ソーシャルワーカーの方や支援者の方に質問することがあります。

 

 

 

その中の一つに

 

 

「目標は、作っていますか?」

 

「ちゃんと成果は見えて、評価していますか?」

 

 

「目標」について 質問することがあります。

 

 

 

 

 

すると、

 

「大丈夫です。きちんと 目標を立ててもらっていますよ。」

 

「はい。成果の基準は、決めています。それについても評価しています。」

 

 

そうした 答えが返ってきます。

 

 

 

 

 

 

「具体的な目標」もしっかりと決めて

 

その「成果」をしっかりと確認し、「評価する」

 

 

とても大切なことです。

 

 

 

これが 出来ているのなら 素晴らしいと思います。

 

 

 

 

「2つですよ。」

 

「両方ですよ。」

 

 

 

再度、確認すると

 

 

 

「えっ!  2つですか? 両方ですか?」

 

 

と目を丸くされます。

 

 

「そうです。」

 

 

 

 

 

 

これは、普通の会社の上司と部下の関係でも

 

こどもに対する教育でも

 

 

なんでも そうです。

 

 

 

 

 

人と人とが 何かに向かって進む時には、

 

その両方に「目標」が必要なのです。

 

 

どちらかではなく、

 

両方が、それぞれ「目標」を設定することが必要です。

 

 

 

 

 

 

支援であれば

 

 

「支援をする側」も「支援を受ける側」もです。

 

 

 

 

 

その両方が、「目標」を持ち、

 

その両方が「成果」を確認し、「評価すること」が大切なのです。

 

 

 

 

 

 

よく、支援者の方で 支援を受ける方にだけ「目標」を作ってもらう方 がいます。

 

 

それは NG です。

 

 

 

支援をする「自分自身」も 同じように「目標」を設定しなければなりません。

 

 

 

 

逆に、自分自身だけ「目標」を立てて、

 

「支援を受ける方」には、「目標」を作ってもらわない方 もいます。

 

 

これも NG です。

 

 

 

 

 

「目標」は、それぞれが しっかりと設定し、

 

その「成果」を確認し、「評価すること」

 

 

 

 

これがなければ 両方が成長しないのです。(げんき)