その623)「応援者を増やす」お手伝いが「仕事」なのです。

 

 

 

 

 

 

「相談支援をする際に、、、というか

 

 

相談の場面では どんな事を感じたら いいのでしょうか?

 

 

もし、1つに絞るとしたら どんな事を感じたり、見たりしたらいいですか?」

 

 

 

 昨日の研修会の中で こんな質問を頂きました。

 

 

 

 

 

 

「一つに絞る」

 

 

なかなか難しいのですが、、

 

 

 

 

 

ただ、毎回 確実に「イメージしていること」というのは あります。

 

 

 

 

もしかすると、自分でも あまり意識していなかったのですが、

 

大事なことなのかも、、そう思って お答えしました。

 

 

 

 

 

 

「目の前の方を 応援している人がどれだけいるだろうか」

 

 

それは 必ず 「イメージ」しています。

 

 

 

どんなご相談であっても これだけは 必ず考えています。

 

 

 

 

 

 

職場の人は応援しているだろうか?

 

 

家族や配偶者は応援しているだろうか?

 

 

友達の応援はあるだろうか?

 

 

周囲の協力は あるだろうか?

 

 

 

 

 

ご相談にいらした方を 周囲は どのくらい応援しているだろうか?

 

 

そのことを お話を聴きながら イメージしています。

 

 

 

 

 

 

「周囲の応援」

 

 

「周りの支え」

 

 

 

 

これが 人が生きていくうえで 一番重要な要素だと 僕は思っています。

 

 

 

「応援」や「支え」があれば

 

人は、難しい問題を抱えていたり、困難があっても

 

苦労しながらでも なんとか 乗り越えることができます。

 

 

 

 

 

でも、、「応援」や「支え」がない状態だとしたら

 

たとえ「小さな困難」であっても それは とても「大きな壁」に見えてしまい、

 

迷い、不安になり 自信をなくしてしまう、、

 

 

 

 

それが 「人」 なのです。

 

 

 

 

 

 

「相談の場」というのは、そこで すべての問題が解決することは まずありません。

 

 

 

「相談」で気持ちが少し楽になったとしても

 

「問題自体」は まだ「現実」として残っている場合がほとんどです。

 

 

 

 

では、なぜ 「相談」で ホッとしたり 勇気が湧くのでしょうか?

 

 

 

それは 「応援されているんだ」と感じてもらえたからです。

 

 

 

 

支援者というのは、「応援者」です。

 

 

 

 

「僕は あなたの味方です。」

 

 

「私は あなたを応援していますよ」

 

 

 

 

これを伝えることが 「支援」です。

 

 

 

 

「相談の場」というのは、

 

支援者という「応援者」が1人増える機会です。

 

これが「支援者の役割」なのです。

 

 

 

 

 

 

「支援者」は 経験や知識を積み重ねることによって

 

もう 一つ 大切なものを 提供できるようになります。

 

 

 

 

それは 「応援者を増やすこと」 です。

 

 

 

 

 

その人を支えてくれる「応援者」を増やすための「知恵」だったり、

 

その人を周囲が応援したくなる「マインド」を持ってもらうこと

 

これが もう一つの大切な役割 なのです。

 

 

 

 

 

 

応援してくれる人。

 

 

支えてくれる人。

 

 

「周囲の支え」を増やす「お手伝い」をしているのです。(げんき)