今日の午前中は、 地元の福岡の学童の先生の研修会でした。
昨年より、学童保育指導者向けの「保育研修」のご依頼が多くなってきて、
現場で活躍する たくさんの素敵な先生方とお会いできる機会が増えました。
大変 嬉しいことです!!
「研修」
皆さんは、この言葉から どんなイメージを描きますか?
「研修は 学びの場ですよね。
色んな技術や理論、方法を学び、現場に活かすことです。」
きっと、そう答えてくれるのではないでしょうか?
そうです。「研修」とは 受講者にとっての「学び」の場なのです。
では、講師にとって、「研修」とはどんな「場」なのでしょうか?
「これまでの経験や知恵を伝えて活かしてもらう場」
きっと、そう答えると思います。
「活かして頂きたい」
それが、講師の側の「研修」への想いです。
でも、、僕は もう一つ「意味」を持って お話をしています。
どちらかというと そちらの方が重要なのですが。。
それは、「研修できる」ように「研修する」ということです。
受講された先生が、同じ内容を 後輩や新入職員の方に
伝えやすいように、できれば 園内で研修できるように
1回、試しに みてもらう。
僕にとっての「研修」の「場」とは そういうもの なのです。
「自分なりの方法で、他の方に伝えてもらうこと」
それを 僕は 望んでいるのです。
僕は、研修で使用する「レジュメ」や(ほとんど クイズの本みたいなものですが。)
ホワイトボードに貼る 磁石の「貼り物」のデータなどもすべてオープンにしています。
そのまま、使ってもらって、園内で研修して頂くのは、基本 大歓迎です。
だから「研修内容」についても
「これなら 自分でも話せるかも・・」 そういった内容で極力構成しています。
もちろん、研修の中での「事例」は僕が体験したお話なので、
その部分は、ご自身の現場体験に入れ替えてもらうのですが、
伝えたい「核」となる「メッセージ」や「伝え方」は お教えてしています。
「研修」というのは、僕の発表の「場」ではありません。
みなさんが、他の先生や保護者に
お話ししやすいように、お伝えしやすいようにするための
「伝え方」講座 なのです。(げんき)