「支援の目標というのは、どうやって立てたらいいのでしょうか??」
できることをやってもらおうと思っているのですが、それでもいいでしょうか?」
昨日の研修の後、相談支援員の先生から 質問を頂きました。
それでいいと 僕は思っています。
「目標」で 大切なのは
① 行動であること。
② できること。
③ きちんと完了 できること。
この3つ です。
① 「目標」の設定は、「行動」に絞ります。
「部屋を片付けたい」ではなく、「本棚のいらない本を捨てる」 だったり、
「早起きする」ではなく、「6時に起きて顔を洗う」だったり
目標とは、「思っていること」ではなく、「行動」に絞ります。
② そして、「目標」は「できること」です。
自分が「できること」。それも「かんたんに」「楽に」できること にします。
そもそも、できないことは、「目標」には しません。
まだ達成できない「大きな目標」を目指す場合であっても、
日々やる「目標」というのは、小さな「かんたんに」「楽に」できることの積み重ねです。
③ そして、最後は「きちんと完了できる」ことです。
「やった」「やり終えた」ことが、はっきりとわかることです。
もし、チェックボックスがあれば、完了のチェックが入れられるようなものです。
「支援の目標」は、この3つで設定します。
これは、こどもであっても、大人であっても 変わりません。
基本、この「小さな目標」をコツコツと積み上げていけば
おのずと「大きな目標」や「理想の姿」に近づいていくのです。
大切なのは、「心配しないこと」 です。
コツコツやれば 必ず たどり着くのです。 (げんき)