その656) 「褒め言葉」は、本人には短く、周囲には長くが いい。

 

 

 

「人を褒める時のコツ」

 

 

 

人は みんな違った感性を持っているので、

 

すべての人に共通する「コツ」があるかどうかは わからないのですが、、

 

 

 

褒める時の「自分なりのやり方」は、自分では気づいていないようですが、

 

誰でも持っているようです。 

 

 

 

 

よくある違い。 それは「褒め方の長さ」です。

 

 

 

「褒め言葉」が長い人

 

 

「褒め言葉」が短い人

 

 

 

 

違いで気づきやすいのは、やはり「長さ」です。

 

 

 

 

 

 

本人に対して、事細かに どこが良いのかを説明して 長く褒めるタイプの人。

 

 

短い「一言」で 伝えるタイプの人。

 

 

 

 

伝えたい「想い」は同じですが、「メッセージ」の残り方には微妙に違いが出ます。

 

 

 

 

 

例えば、とてもまじめに取り組む人がいた場合

 

 

 

「本当に、いつも熱心ですよね。感心します。努力する姿はいつも 周囲を感動させてますよ。本当に素晴らしいです。これから益々成長されるでしょうね。本当に期待してます。」

 

 

「褒め言葉」が長い人は、相手に「自分の想い」をしっかり伝えたいはずです。

 

 

 

 

「褒め言葉」が短いタイプの人だったら

 

 

 

「すごいね、ほんと。」

 

「伸びしろ あるよね。」

 

 

 

「短い言葉」に 「想い」を凝縮させて伝えます。

 

 

 

 

 

どちらの伝え方も 相手に想いが届く 大事な「褒め方」で、

 

 

どちらが良いとか、悪いとか そういうものではありません。

 

 

 

 

 

 

ただ、、自分が少し自信を無くしかけた時、どちらが思い出しやすいか

 

その点では、やはり「短い言葉」の方が 思い起こす力は強いようです。

 

 

 

 

 

僕も スタッフも 「褒め言葉」は短い方を なるべく選択しています。

 

 

 

 

 

ただ、、、ご本人ではなく、そのご家族や周囲の人たちに

 

その方を褒める際には、「褒め言葉」は長くするようにしています。

 

 

 

 

 

「本人」を直接 褒める時 と

 

 

「本人」について、家族や周囲の方に褒める時

 

 

 

そこは、明確に使い分けをしているのです。

 

 

 

 

 

 

その理由

 

それは、「直接評価」と「間接評価」の「差」が大きければ大きいほど

 

人の「モチベーション」が高くなるからです。

 

 

 

 

 

自分にかけてくれた「褒め言葉」と

 

他人から遠回しに耳に入ってきた自分に対する「褒め言葉」が

 

「同じ」であると 感動は 薄くなり

 

 

その「差」が大きくなればなるほど、感動が大きくなり

 

「よし頑張るぞ」という「モチベーション」が高くなるのです。

 

 

 

 

これは、きっと誰でも1度は経験しているはずです。

 

 

 

 

「褒めること」を「モチベーション」につなげる。

 

 

 

 

「褒め方」ひとつで、「伸びしろ」は大きくなるのです。(げんき)