その669)支援をする時は、「自分」を支援する人も考えておくことです。

 

 

 

 

「支援は二人一組で」

 

 

 

これが、支援を行うにあたっての基本的な考え方です。

 

 

 

僕なりのですが。。

 

 

 

 

 

「支援」というと、1対1をイメージしがちですが、、

 

 

そんなことはありません。

 

 

 

1対2でも、1対5でも いいのです。

 

 

 

ただ、経験上 一番 双方に負担が少ないのが、1対2という関係です。

 

 

 

ご相談者(1人)と支援者(2人)です。

 

 

 

 

この関係がバランスもよく、補完しあえるので 気持ちの負担もずいぶん少なくなります。

 

 

 

 

 

 

 

その時に大切なのが、メインで支援する方ではなく、

 

サポートをする もう一人の支援者(パートナー) です。

 

 

 

 

「パートナー」の役割が重要なのです。

 

 

 

 

 

 

 

では、支援者をサポートする「パートナー」の役割とは何か

 

 

 

もちろん、相談をする相手として、自分の支援が、これでいいのかを

 

 

確認するという役割もあるのですが、、

 

 

 

大切なのは、「ご相談者の気持ちを支援者に伝えること。」

 

 

 

これが 一番 重要な役割になります。

 

 

 

 

この「パートナー」。

 

実は、「ご相談者のために」必要なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

相談者(1人) と支援者(2人) でもあり、

 

相談者(1人)+パートナー(1人) と支援者(1人)

 

 

に変化することもあるのです。

 

 

 

 

 

 

パートナーは、

 

 

① 相談者の気持ちを代弁したり

 

② 相談者から直接 支援に対しての要望を伺ったり

 

③ 支援で良かった点や改善した方がよい点を 支援者に伝えたり

 

 

 

そうした バランスを取るために 必要なのです。

 

 

 

 

 

保育者が保護者を支援するときも 同じです。

 

 

 

保護者を支援する「保育者」を、サポートする先生が必要なのです。

 

 

 

 

 

 

同僚の先生や先輩の先生、園長先生でも OKですし、

 

 

保育ソーシャルワーカーが、その役割を担うこともあるのです。

 

 

 

 

何も「保育ソーシャルワーカーが支援をする」だけでは ないのです。

 

 

 

 

僕は、保育者のパートナーとしての役割を担っていることの方が実は多いのです。

 

(僕の研修では、実際の現場での具体的なお話をしています。)

 

 

 

 

 

 

 

「自分」を支援してくれる人がいる。

 

 

だから、自信を持って「保護者支援ができる」のです。(げんき)