「支援は二人一組で」
これが、支援を行うにあたっての基本的な考え方です。
僕なりのですが。。
「支援」というと、1対1をイメージしがちですが、、
そんなことはありません。
1対2でも、1対5でも いいのです。
ただ、経験上 一番 双方に負担が少ないのが、1対2という関係です。
ご相談者(1人)と支援者(2人)です。
この関係がバランスもよく、補完しあえるので 気持ちの負担もずいぶん少なくなります。
その時に大切なのが、メインで支援する方ではなく、
サポートをする もう一人の支援者(パートナー) です。
「パートナー」の役割が重要なのです。
では、支援者をサポートする「パートナー」の役割とは何か
もちろん、相談をする相手として、自分の支援が、これでいいのかを
確認するという役割もあるのですが、、
大切なのは、「ご相談者の気持ちを支援者に伝えること。」
これが 一番 重要な役割になります。
この「パートナー」。
実は、「ご相談者のために」必要なのです。
相談者(1人) と支援者(2人) でもあり、
相談者(1人)+パートナー(1人) と支援者(1人)
に変化することもあるのです。
パートナーは、
① 相談者の気持ちを代弁したり
② 相談者から直接 支援に対しての要望を伺ったり
③ 支援で良かった点や改善した方がよい点を 支援者に伝えたり
そうした バランスを取るために 必要なのです。
保育者が保護者を支援するときも 同じです。
保護者を支援する「保育者」を、サポートする先生が必要なのです。
同僚の先生や先輩の先生、園長先生でも OKですし、
保育ソーシャルワーカーが、その役割を担うこともあるのです。
何も「保育ソーシャルワーカーが支援をする」だけでは ないのです。
僕は、保育者のパートナーとしての役割を担っていることの方が実は多いのです。
(僕の研修では、実際の現場での具体的なお話をしています。)
「自分」を支援してくれる人がいる。
だから、自信を持って「保護者支援ができる」のです。(げんき)