メンタル不調の方を支援する時に、常に意識していることがあります。
それは、1日の「始まり」と「終わり」の『型』を作ることです。
生活リズムを整えるにあたって、「最初」と「最後」を大切にしています。
1日のリズムを崩してしまう原因。
それが、この「最初」と「最後」だからです。
「最初」が崩れると その日 1日は崩れてしまいます。
でも、その「最初」を崩す「引き金」となっているのは、
実は、 前日の「最後」です。
1日の「最初」と「最後」
この2つが 一番 注意が必要なのです。
仕事などでも そうですが、
ミスや事故も 1日の「最初」と「最後」に多いと言われています。
なんでも、「最初」と「最後」が大切なのです。
僕は職業から、保育園などの業務の流れや
保護者や保育者との面談
相談にいらした方など
どんな場合であっても、
その方の1日の「最初」と「最後」を必ず 確認しています。
1日の「最初」と「最後」を確認するだけで、
その間にある「今日1日」が 見えてくるからです。
そして、何かアドバイスをする際には、
1日の「最初」と「最後」の『型』を一緒に作るようにしています。
『 』 のようなものです。
スタートの『 と 終わりの 』を形づくります。
『 』を作ることで、1日という区切りをつけていくのです。
そのために大切なのが、
「朝のルーティン」と「夜のルーティン」です。
こどもたちの寝る前の歯磨きのような 毎日の習慣作りです。
1日の「最初」と「最後」の『型』が出来上がると
生活が安定します。
そして、生活の『型』が出来上がると
「宵越しの不安」を持ち越さなくなるのです。(げんき)