その718)「教科書で学ぶ」ものと「現場で学ぶ」ものには大きな違いがあります。

 

 

 

 

「教科書」や「本」から学ぶ「相談支援」

 

 

「現場」で実際に体験し、学ぶ「相談支援」

 

 

 

 

この2つには、大きな違いがあります。

 

 

 

実際に「体験して学ぶこと」でしか得られないもの が、あるからです。

 

 

 

 

 

それは、「凹むこと(へこむこと)」です。

 

 

 

 

へこんで、落ち込んで、私には合っていない、、もう辞めよう、、と思うこと。

 

 

 

 

 

これだけは、どんなに素晴らしい教科書や本や授業であっても

 

絶対に体験することはできません。

 

 

 

 

もう駄目だ、、もう辞めよう、、と自分の力不足を感じて

 

ここから逃げ出したくなる感覚

 

 

 

 

実は、これが 一番の「学び」なのです。

 

 

 

 

これ以上の「学び」など 存在しないのです。

 

 

 

 

 

 

現場では、 楽しく幸せな気分も 味わうことができます。

 

褒められて、認められて、やりがいを感じることもあります。

 

ここにも、もちろん「学び」はあります。

 

 

 

ただ、、「凹む」に比べると 

 

得るものには、大きな「差」があるのです。

 

 

 

 

 

 

仕事上や生きていく上で、助言してくれる 信頼できる人を

 

「メンター」といいます。

 

 

 

 

「メンター」は、常に こうした「凹むこと」について

 

前向きな解釈をして、笑顔でアドバイスしてくれる存在です。

 

 

 

そして、何よりも 不安や苦しさの中から 

 

得られるものが多いことを、教えてくれる存在です。

 

 

 

自分自身も「凹むこと」をたくさん体験して、

 

そこから得られるものがあることを 理解しているのです。

 

 

 

 

 

 

 

保育や相談支援の場では「凹むこと」が、一番大切です。

 

たくさん「凹むこと」が、一番 保育者を成長させ、強くします。

 

 

 

 

 

へこみ、落ち込み、自信を無くして、もう辞めたくなるほど 辛くなるのは、

 

実は、「成長している」証(あかし)なのです。

 

 

 

 

 

 

苦しさや不安の中から たくさん学んできたからこそ、

 

 

 

保護者にとって、ご相談者にとって

 

保育者自身が、最高の「メンター」になるのです。(げんき)