その719)「ひとりで出来た嬉しさ」と「みんなで出来た嬉しさ」を体験するのが保育

 

 

 

保育で大切なのは、

 

 

「ひとりで出来た嬉しさや感動」を体験すること。

 

そして、

 

「みんなで出来た嬉しさや感動」を体験すること。

 

 

この 2つの体験 です。

 

 

 

 

 

「自分だけの力」と「チームの力」の両方を体験すること。

 

 

 

これが、これから迎える 学童期や思春期、そして社会に出てからの

 

「生きる力」の基礎 となるのです。

 

 

 

 

 

『両方を体験すること。』

 

 

それが、何よりも大切なのです。

 

 

 

 

 

相談支援の場でも、このこと』は 忘れてはならないのです。

 

 

 

 

保護者の方の様々なご相談、保育者の様々な悩みを伺っていると

 

 

 

実は、この2つのバランスが崩れていること」が あるのです。

 

 

 

 

 

「ひとりで出来る嬉しさや感動」

 

 

これを体験するためには、それほど 大きな障害は ありません。

 

 

 

 

でも、、、「みんなで出来た嬉しさや感動」を体験するためには

 

 

「痛み」が伴うのです。

 

 

 

この2つを体験するためには、 実は その間に「痛み」が伴うのです。

 

 

 

 

「なんで、あいつばかり、、」

 

「僕がやりたい、、」

 

「もう、あっちいって」

 

 

 

 

「自分でできる!!」「自分だけでやりたい!!」

 

 

 

そうした「ひとりで出来る嬉しさや感動」が、足を引っ張ることがあるのです。

 

 

 

 

ここで、様々な不安や葛藤が生まれてくるのです。

 

 

 

 

 

 

そこで、こどもたちにも、そして保護者にも

 

 

この2つの経験をいかに「丁寧に伝えるか」

 

そうした技術が 必要になります。

 

 

 

 

これも「相談支援」の技術の一つ です。

 

 

 

 

 

 

「相談支援」の技術には、

 

本や教科書で 表面化されているもの 

 

現場の中で生まれて、表には出ない「隠れた技術」というのが存在します。

 

 

 

 

 

 

実は、保育者は、知らず知らずのうちに 

 

その「隠れた技術」をたくさん身につけているのです。(げんき)