その732)「メンタルケア」とは、「片づけ」と同じなのです。

 

 

 

 

「元気先生は、いつも どんな本を読まれていますか?」

 

 

ふと 研修前の打ち合わせの際に、担当の先生から質問を頂きました。

 

 

 

「そうですね、、、最近は 収納や片づけの本が多いですね。」

 

「50歳からの暮らし方のような本を読んでいるというか、眺めていますよ。」

 

 

 

そう、お答えすると 驚かれました!

 

 

 

「てっきり、保育や心理の本などを読まれているかと思いました。」と。。

 

 

 

 

実は、1冊 とても気に入った本があります。

 

 

成美堂出版から出ている「収納上手にならなくてもいい 片づけのルール」

 

 

という本です。

 

 

 

 

その本の最初に、「7つの共通ルール」という「片づく人」に共通するルールが書いてありました。

 

 

 

1) 出しっぱなしになっているものに、指定席を決める。

 

2) 使う場所のそばに指定席を決める。

 

3) 指定席にものを詰め込みすぎない。

 

4) 片づく時間、片づく日をきちんとつくる。

 

5) もののデザインや色にこだわりを持つ。

 

6) ものを持ちすぎない。暮らしのスペースに合った物量を。

 

7) 自分の暮らしに合わせる。自分の頭で考える。

 

 

 

 

こまかく説明も書かれているのですが、僕はこれを手帳に書き写しています。

 

 

 

「なるほど。。。」  大変参考になります。

 

 

 

 

 

 

 

「メンタルケア」や「こころを休める」ことも 実は、全く同じです。

 

 

「こころ」を上手に休ませることができる 共通ルールが 3つあります。

 

 

 

 

1)「こころ」をしっかりと「指定席」に戻す。

 

2)「こころ」を片づける時間、片づける日をつくる。

 

3)抱えすぎない。持ちすぎない。

 

 

 

という「3つのルール」です。

 

 

これは、僕がセラピーにいらっしゃる方にお伝えしているものです。

 

 

 

 

1)「こころ」をしっかりと「指定席」に戻す。

 

 

仕事のこころは、「職場」に。 家族のこころは、「家庭」に。

 

遊びのこころは、「遊び場」に。

 

 

それぞれの「場」に、それぞれの「こころ」

 

戻すべき場所に戻して、ほかの場には 持っていかないことです。

 

 

 

 

 

2)「こころ」を片づける時間、片づける日をつくる。

 

 

1日の終わりに、「こころ」を片づける時間。

 

1週間に1回は、「こころ」を片づける時間 をつくること。

 

 

「こころ」も散らかる日だってあります。

 

散らかった後に、「片づける」ことで、「こころ」も整います。

 

 

 

 

3)抱えすぎない。持ちすぎない。

 

 

あの人が持っているから。みんなが持っているから。

 

そうやって「モノ」を増やしても、結局 使わないものは 使わない。

 

 

「こころ」も同じです。

 

自分が心地よいと感じる分だけ 抱えたらいいのです。

 

 

 

 

 

 

「こころ」を上手に休めるためには、この3つで十分なのです。(げんき)