その735)(学生の皆さんへ)「必要性」からだけだと 途中でうまくいかなくなるのです。

 

 

 

毎年の事なのですが、6月、7月になると

 

「保育ソーシャルワーク」で検索をされて、ブログにいらっしゃる学生の方が

 

どーんと増えてきます。

 

 

学生の方のスケジュールがわからないので、何とも言えないのですが、

 

卒論の準備とか、、そうしたものなのでしょうか。。

 

 

質問も多く頂きます。

 

 

 

 

 

 

その中で、ご質問でも キーワードでも多いのが

 

「保育ソーシャルワーク」の「必要性」 です。

 

 

 

どうして 必要なのでしょうか?

 

 

そうした「必要性」を知りたい学生の方が多いようです。

 

 

 

 

ただ、、1つだけ 注意をして欲しい点 があります。

 

 

それは、「必要性」は、どんどん変化する ということです。

 

 

 

 

ここ数カ月、1年くらいの間であれば

 

それほど、「必要性」は、変化しないでしょう。

 

 

 

でも、今の時代、3年もすれば、ずいぶんと世の中の状況は変わります。

 

とにかく 「スピードが速い時代」なのです。

 

 

 

 

今、「必要なもの」が、3年後に「必要」かどうかは わからないのです。

 

 

 

 

 

時々なのですが、学生の方の中に

 

 

この「必要性」ではなく、

 

 

「こうした世の中になってほしい」

 

「きっとこれからは こんな風に変化すると思います。」

 

 

そうした 未来を予測(想像)しながら、

 

きっと その時には こうしたものが あったらいいと思う。

 

 

 

 

 

「今」の「必要性」ではなく、

 

「未来」の「必要性」から 考える方が います。

 

 

 

 

 

そうしたお話を伺うと、、「凄いなあ」と感じることがあります。

 

 

 

 

もちろん、「今」ある問題を解決する必要は、あるのですが、

 

 

「今」ある問題を解決しようとする過程で、

 

「今」ある問題を解決した その先に、

 

 

「新たな解決しなければならない問題」というのは存在するのです。

 

 

 

 

「相談支援」という仕事にとって 大切なのは、「想像力」です。

 

 

 

「想像力」が変化したものが、「問題解決力」なのです。 (げんき)