その737)保護者支援の「言葉がけ研修」は、2つのうちのどちらかです。

 

 

 

 

「保護者支援の研修」

 

 

その中心となるのは、保護者への「言葉がけ」になります。

 

 

 

「保護者支援の研修」というのは、 実は 内容は シンプルなのです。

 

 

 

 

 

 

「言葉がけの研修」も、実は とてもシンプルです。

 

 

これは、2つしか ありません。

 

 

 

 

 

①オブラートに包んで伝える「言葉がけ」の研修

 

 

②ストレートに伝える「言葉がけ」の研修

 

 

 

この2つの どちらかになります。

 

 

 

 

よく、研修にご参加頂いた保育士の先生から

 

元気先生の「言葉がけ研修」は、「ストレート」ですねよ。

 

 

そんな 感想を頂くことがあります。

 

 

 

 

僕は、基本的には「オブラートに包む言葉がけ」を行っていません。

 

 

 

こどもたちにも、保護者の方にも、保育士の先生にも

 

ストレートです。

 

 

 

 

理由は、簡単です。

 

 

「オブラート」に包むと

 

①本当の意味が伝わりにくくなる。

 

②オブラートに包んだことがわかると信頼がなくなる。

 

 

この2つの理由からです。

 

 

 

 

オブラートに包むと わかりにくくなるのです。

 

 

 

「こんな時には、このように伝えましょう」

 

でも、、、それだと その後うまくいかなくなるのです。

 

 

 

 

 

本来、人と人との関係というのは、

 

「こんな時、こう伝える」ではなく、

 

「こう思ったから、こう伝える」です。

 

 

 

 

僕は、こう思うよ。

 

 

私は、こう思います。

 

 

 

これが、本来の つながった関係での「言葉がけ」です。

 

 

 

「想い」を伝えられるからこそ、つながっているのです。

 

 

 

 

もちろん、落ち込んでいる方を慰める際に、

 

本当のことは伝えずに、オブラートに包んで話す場合もあります。

 

 

 

 

ただ、、これまでの相談支援の経験から

 

 

相手が落ち込んでいる時こそ、こちらが「丸裸」の状態で

 

包み隠さずに伝えた方が 後々 うまくいきます。

 

 

 

 

本当は「ストレート」に伝える習慣が、必要なのです。

 

 

 

 

 

ただ、、そのためには、、

 

 

 

「ストレート」に伝えられる「関係」が構築されていることが大前提になります。

 

 

 

 

 

僕は、「言葉がけの研修」の中で、

 

 

「言葉が入る状態」

 

「言葉が届く状態」

 

 

を みなさんにお見せし、(一人芝居のような形です)

 

その上で、「言葉が入る関係づくりのコツ」をお伝えしています。

 

 

 

「言葉が入る関係づくり」とは、

 

たとえ今 相手と険悪な状態であったとしても すぐに作り直すことができます。

 

 

 

 

 

「言葉がけ研修」とは、「言葉」のかけ方の研修ではなく、

 

 

「言葉が入る関係づくり」のコツをお伝えする研修 なのです。(げんき)