その751)「不安からくる行動」「欲求からくる行動」が一番最初に考えること。

 

 

 

週末は、 だいたい こどもたちの相談をお受けしていることが多いのですが、

 

その相談の場に同席をしていた セラピストの方が メモをとっていました。

 

 

 

相談が終わった後に、そのメモをみせてもらいました。

 

細かく、箇条書きに書かれていて、とても きれいにまとめられていました。

 

 

 

 

「先生、相談の内容をメモする時って、何か注意点はありますか?」

 

 

 

相談メモのコツについて 質問がありました。

 

 

 

 

僕は、相談の場では メモというより、「カード」を書いているので、

 

ノート形式で取ることはないのですが、

 

 

 

もし、ノートに書くとしたら、

 

 

 

たぶん、 ノートの真ん中に 赤い線を1本 引くと思います。

 

 

 

 

その線を どういう風に使うのか

 

 

 

真ん中に引かれた 赤い線の左側に 「不安からくる行動」

 

 

真ん中に引かれた 赤い線の右側に 「欲求からくる行動」

 

 

 

「行動」を2つに分ける作業を ノートで行います。

 

 

 

 

たぶん、それは 僕が「行動療法」をベースとしたセラピーを行っているからかもしれません。

 

 

 

僕にとって、その子の「行動」を支えているものが 何なのか

 

その点は、一番 最初に行う、一番 重要な 作業だから です。

 

 

 

 

 

 

「行動」には、

 

 

①変える必要のある「行動」

 

②変える必要はない「行動」

 

 

 

この2つのどちらかしか ありません。

 

 

 

 

 

その中で、①の変える必要のある「行動」が

 

 

「不安からくる行動」なのか、それとも

 

「欲求からくる行動」なのか を予測して

 

 

 

その「不安」を取り除く、または 置き換える

 

その「欲求」を取り除く、または 置き換える

 

 

 

その方法 を 考えていくことになります。

 

 

 

 

「ノートの取り方」は、

 

 

 

「相手の脳の流れ」を話を聴きながら、そのまま 記録するのか

 

それとも、頭に広がる「自分の脳の流れ」をそのまま 記録するのか

 

 

どちらか なのです。

 

 

 

 

そして、

 

それは、 どちらでも 全くかまいません。 (げんき)