「元気先生、質問なのですが、、
支援の計画というのは、どのくらいの期間を目安に立てたらいいのですか?
是非、パターンみたいなものがあれば 教えてください。」
先週から始まった スタッフの研修会にご参加頂いた先生から 質問を頂きました。
「支援」を どのように行い、どのくらいの期間までの計画を立てたらいいのか
もちろん、その「支援の内容」によって様々です。
ただ、、「目安」というものは あります。
それは、「行動の習慣化 3週間。 思考の習慣化 6ヵ月」 です。
行動習慣を改善するには、少なくとも 3週間は かかります。
また、
思考習慣(考え方の癖)を改善するには、少なくとも 6ヵ月はかかります。
これが 「目安となる期間」 です。
もちろん、3週間たったら 確実に変わる。6ヵ月たったら 確実に変わる。
というものでは、ありません。
ただ、、
毎日 行動を変える習慣を続けると、3週間くらいすると
それが 当たり前になる。 無意識レベルに入る。
6ヵ月くらい、考え方の癖を変える 工夫を続けると、
それは、当たり前になる。 無意識レベルになる。
ということです。
そこで、「支援の計画」を立てるときの「目安」ですが、
「行動習慣」を変える計画であれば、少なくとも
3週間の具体的な計画と 日々の振り返りが 必要となり、
「思考習慣(考える癖)」を変える計画であれば、少なくとも
6ヵ月間の具体的な計画と 定期的な振り返りが、必要となります。
僕が支援の計画を立てる際には、このくらいの期間で考えています。
その期間よりも前に、 それよりも 早いスピードで、
例えば、「行動」が、5日間で習慣化したり、
「思考」(考え方)が、2か月くらいで 習慣化して、
「もう大丈夫だ!」
ご本人がそう感じたり、周囲がそう感じたとしても、、、
僕は、「また元に戻るだろう」という前提のもとで その支援を継続します。
もちろん、短期間で習慣化できて、自分を変えることができる方もいます。
でも、それは 稀なのです。
「習慣化」というのは、「継続」です。
「継続できている!」と感じるうちは、まだ 元に戻る可能性があります。
本当に「習慣」になってしまうと、
そのこと自体も 忘れてしまうのです。(げんき)